
ぶっちゃけ、ボクはテリーに関しては、かなり遅れてきたファン。ちょうどCadet Lable3部作が日本でCD化された時、それを買ったのが本格的な出会いだ。それから復活してからの作品を揃え、Atlantic時代の作品もCD化と同時にゲット〜!ってな感じ。今年のブルーノート公演も観にいったが、彼の人柄や音楽に対する真摯な姿勢を目の当たりにし、ちょっとした感動を覚えた。なんかスラム街にでも居そうなショボくれた風貌なのに、これが激ウマ。最初はボソボソと控え目のスタートだったが、次第に熱気を帯びはじめ、最後は高い高揚感を以てエンディング。それを演出らしい演出もなく、ひたすらに音楽するコトで勝ち得たのだから、これは賞賛されて当然だろう。
アルバムもまさにそんなテイスト。渋い出来だけれど、テリーの作品にはホントに旨味やコクが籠っている。個人的にはビートルズ<And I Love Her>のアイディアに脱帽。国内盤はジャケを変更するらしく、テリーがビルの窓辺から外の様子を窺う、の図になるとか。
アルバムもまさにそんなテイスト。渋い出来だけれど、テリーの作品にはホントに旨味やコクが籠っている。個人的にはビートルズ<And I Love Her>のアイディアに脱帽。国内盤はジャケを変更するらしく、テリーがビルの窓辺から外の様子を窺う、の図になるとか。