1075e8f1.gifSTAR digio 12/16放送分のMUSIC FILE【Light Mellow Radio Edition】収録日。blogもマトモに書けない日々なので、ホームページ更新なんてトンでもなく、もう4ヶ月も放ったままなのだが、チャンとラジオの仕事は続いている。今月のテーマは、この季節に応じて「ぬくもりのAOR 」。ハートフルで心があったかくなるような名曲を10曲集めてお届けするって寸法だ。
その中で紹介しているのが、このFrank Weberの<Regina>という曲。そもそもこのアルバム、アートワークからして冬っぽい。ジャケットの襟を立てて両手をポケットに突っ込んでいる青年と新聞を読みふける老婆が駅のベンチか何かに座っている。お婆ちゃんは小森のオバチャマ風で、モスグリーンの帽子とレッグウォーマーで身を固めているのだ。その風情のあるイラストと、時の流れを感じさせるタイトルの組み合わせがイイ。更に音を聴くと、魅力倍増。それこそ、カナザワの冬の定番アルバムとして、この時期になるとフッと聴きたくなってしまう。

ヴォーカルはBilly Joelをソフトにした感じで、少し鼻にかかった声。バックもN.Y.の敏腕系で、Richard Tee, Steve Gadd, Will Lee, Anthony Jackson, John Tropea, David Spinozza, Mike Mainieri と、まるでNew York Allstars 状態。バック・ヴォーカルにもLuther VandrossやDavid Lasleyが参加している。それが時にしっとりと、時にファンキー&ジャジーに迫ってくるのだからタマラない。とりわけアナログB-1に入っていた<Complicated Times>なんて、ほとんどSTUFF状態でGaddとTeeのスーパー・ファンキーなセッションが聴ける。こうしたコクのあるプレイは、L.A.勢には絶対できない芸当だ。

初CD化から既に4年半。現時点では廃盤状態らしく、amazonでも法外な値で出ているが、もし手頃な値段で発見した際は是非とも。