
で、このSHOGUN。中心人物の芳野藤丸さんとは暮れに会い、インタビューというか、取材をさせていただいた。その時の声を反映しつつのライナーになる。ダンディーで取っ付きにくいイメージがあったけれど、実際は非常に物腰の低い方でとても協力的。カナザワ的には山下達郎、角松敏生と並べてもイイくらい、日本を代表するサウンド・クリエイターだと捕らえている。だから91年に出た和モノ・ライトメロウのコンピでは、藤丸ワークスを大フィーチャー。そのあとに出たこの『COMPLETE SHOGUN』にも解説を寄せることができ、いちファンとして嬉しい日々が続いた。
この『COMPLETE』は、ソニーから出たSHOGUN名義の3枚のアルバム、シングルと藤丸ソロ名義のシングル1枚を網羅したもの。まさにコンプリートと謳うにふさわしいフル・ヴォリュームの2枚組だった。しかしそこには前身のOne Line Bandは影も形もない。レーベルが違うから仕方ないのだが、One Line Bandのアルバムは実質的にSHOGUNのファーストそのものだから、チョッと残念な気がしていた。それがようやくCD化できるのだから、これは喜ばしい。
藤丸氏が関わってきた他のAB'Sとか藤丸バンドとは違い、唯一ピンで名が通用するSHOGUN。それは<男たちのメロディー>(オレたちは天使だ!)とか<BAD CITY>(探偵物語)といったTVドラマのテーマ曲を担当し、それが売れたから。この『COMPLETE』のリリースも、松田優作人気に乗って『探偵物語』が注目されたから…という経緯がある。でもこうしてSHOGUNの活動の全貌を見ると、これらは彼らの音楽のごくごく一部であり、どうやら本音はそこにはなさそうだと分かる。さりとてヒットがあったからこそ、バンドが生きながらえたのも事実だろう。
とにかくONE LINE BANDのリイシューで、SHOGUN HISTORYはまさにコンプリートになった。そして彼らは今年、本格的な活動再開へと踏み出す。これからが楽しみだ。
この『COMPLETE』は、ソニーから出たSHOGUN名義の3枚のアルバム、シングルと藤丸ソロ名義のシングル1枚を網羅したもの。まさにコンプリートと謳うにふさわしいフル・ヴォリュームの2枚組だった。しかしそこには前身のOne Line Bandは影も形もない。レーベルが違うから仕方ないのだが、One Line Bandのアルバムは実質的にSHOGUNのファーストそのものだから、チョッと残念な気がしていた。それがようやくCD化できるのだから、これは喜ばしい。
藤丸氏が関わってきた他のAB'Sとか藤丸バンドとは違い、唯一ピンで名が通用するSHOGUN。それは<男たちのメロディー>(オレたちは天使だ!)とか<BAD CITY>(探偵物語)といったTVドラマのテーマ曲を担当し、それが売れたから。この『COMPLETE』のリリースも、松田優作人気に乗って『探偵物語』が注目されたから…という経緯がある。でもこうしてSHOGUNの活動の全貌を見ると、これらは彼らの音楽のごくごく一部であり、どうやら本音はそこにはなさそうだと分かる。さりとてヒットがあったからこそ、バンドが生きながらえたのも事実だろう。
とにかくONE LINE BANDのリイシューで、SHOGUN HISTORYはまさにコンプリートになった。そして彼らは今年、本格的な活動再開へと踏み出す。これからが楽しみだ。
でもやっぱり、Shogunは英語詩の導入が成功した起因のひとつでは?と思うのです。
Casey Rankinの存在を無視できないと。
実質、Bad City、男たちのメロディーの作曲クレジットはCaseyですし^^;
One ON Oneや圧倒的に藤丸さんの曲が多いのも事実であるわけです。
Shogunはあの5人(6人?)が化学反応を起こして生まれたハーモニーであると思うのです。ZeppやBatlesのように。。
再始動のメンバーでも十分な演奏力があるのは当然ですが、あの、ハーモニー・・再び聞くことは叶わないのでしょうか。。。
Caseさんも再び参加してくれたら最高なのに・・・と思います。