09b029eb.jpg6月に入ったばかりだというのに、いきなりlivedoor blogがサーバー・ダウン。せっかく来ていただいても見られない時間帯があったようで、ゴメンナサイです。もっともコチラも、ほぼ丸1日書き込みできずで、イイ迷惑。でもまぁ、開設2年で大きなトラブルもなく(激重の時期はあったけど…)やって来られたから、仕方ないか。親会社の方はイロイロありすぎるくらいだったけどね(苦笑)

で、カナザワは、その分原稿書きに専念。かなりいろいろと溜まっちゃってまして…(汗)

ネタはなんと、この10月に31年ぶりにバンドで来日公演を行なうというDeodato。その前振りなのかどうかは知らないが、7月にWarner時代の6作品がビクターから紙ジャケ再発されるのだ。そのうち2作品の解説を依頼され、少し前からDeodato漬けになりつつあった。

一般的にDeodatoといやぁ、 『ツァラトゥストラはかく語りき/PLELUDE』とか 『ラプソディー・イン・ブルー/DEODATO 2』ってコトになる。いわゆるCTIでメロウなクロスオーヴァーをやってた頃。甘美なエレピの響きなんて、ホントたまりまっしぇんでしたね。当時はCreed Taylorの申し子のように、クラシックのアダプテーションを嬉々としてやってたり。それなのに80年代に入ってからのブラコン作品は、大抵無視されるのがオチ。まぁ、確かにDeodatoらしくはないんだが、それでも89年の 『SOMEWHERE OUT THERE』だけは、まったく別の観点から「なるほどねぇ〜」なんて愛聴してた。だってコレ、中味はAOR〜ブラコン系のアーバン・コンテンポラリー・ポップス。袂を分かったKool & The Gangへの意趣返しからか、 『HAPPY HOUR』『MOTION』では超ポップなダンス・サウンドを目指していたのに、ココでは打ち込み主体のままヴォーカル中心に軌道修正している。だから、シャカシャカとクリックがこうるさいアッパーな曲さえ除けば、なかなかキャッチーなミディアムとバラードが揃った、隠れた好盤にもなる。もうこの頃になると、Deodatoなんて世間じゃほとんど忘れられていたから、カナザワ周辺のマニアの間では「意外とイケる曲が眠ってるんだよねぇ」とささやかな話題になった。音の指向性や男女3人のシンガーをフィーチャーした点は、なんとなく当時のJeff Lorberのセンを狙ったようにも思える。

決してCTI時代やwarner初期の 『LOVE ISLAND』よりも先に聴く作品じゃないけれど、AORっぽい音に飢えていたこの当時は、それでも有り難く拝聴したもの。ま、あくまで名盤ぢゃなく、意外と好盤…といったレベルだけれどね。