64100dd9.jpg世間はサッカーのワールド・カップ一色に染まり、我が家でも隣の部屋で「ベッカムさまぁ〜!」なんて騒いでるのがいたりする。でもカナザワは、ちらちらとTVを気にしつつ、せっせとライナー書き。いま取り掛かっているのは、来月末に某社から出るシンガー・ソングライターもののコンピであります(選曲はしてません)。

へぇ、何故にアンタがそんなコンピを? 最初は自分もそう思った。でも話を振ってくれたA&R氏に尋ねると、思うトコロあって敢えて諸先輩ライターさん方ではなく…とのこと。その考えはココでは詳しく書かないけれど、書き手として自分の幅が広がるのは嬉しいこと。勉強にもなるしね。AORとその周辺をメインにしちゃいるが、自分としては絶対それだけでは終わりたくない。最近 Jeff BeckやSantanaを書いたりできてるのは、だんだんそうなりつつあるってことか。でも内容に自信が持てないアイテム、ネガティヴな解説になってしまう作品なら、毅然として断るべき。そこら辺の線引きはシッカリやってるつもりなのだ。う〜ん、あとは日々精進あるのみデス!

で、そのシンガー・ソングライター・コンピにLeon Russellが収録されている。曲はオーソドックスに<Song For You>だけど、それにちなんでコレを聴きつつ…。思うにLeonの作家的表現を聴くなら、<Song For You>や<Delta Lady>が入っているファースト。L.A.スワンプの立役者って斬り口で聴くなら、このセカンド『LEON RUSSELL & THE SHELTER PEOPLE 』ってところか。"SHELTER PEOPLE"となってはいるけど、実際にはJesse Ed Davis、Jim Keltnerなども参加してるし、お馴染みMuscle Shoalsのスタジオメンが"Muscle Shoals Swampers"としてクレジット(カッコイイ!!)されている。そしてEric Claptonと共にDerek & The Dominosを組むCarl RadleやJim Gordonも。オヨヨ、ストリングスはNick DeCaroでないの!

まぁ、Leon Russellといやぁ「まずファースト」なのだが、スワンプ好き、サザン・ロック好き、特にClapton好きなら、むしろコチラが重要かも。っていうか、Leon Russellを知らずして、70年代前半のClaptonを語ってはイケマセン!ってくらいのシロモノ。Georgeの<Beware Of Darkness>だってやってるし、当時のLeonは、ある種Quincy Jones的な存在感だったのかも。 このムサい仙人風のルックス(当時30歳!)でCarpentersの美メロ曲を次々書いていたとは、チョッと想像つかないけどね。もっとも今は本当に仙人みたいな活動状況になってるが…(苦笑)

そういや、Claptonのファースト・ソロのデラックス・エディション、Allman『EAT A PEACH』のデラックス・エディション、StaxからのDelanay & Bonnieのファースト出直し(ボーナス曲てんこ盛り!)など、最近こっち方面がやたら賑やかなんですけど、全然買えてまへん…(泣)