c8f0d79c.jpg10日ほど前のブログでいろいろ与太話をしたが、ヘッヘッヘッヘ、結局買ってしまいました。しかも全6作の大人買い。新聞で大々的に記事が打たれ、しかもチャートに揃い踏み。でもってショップでドーンと陳列されてるのを見たら、もう辛抱たまらんって感じ! 当然ながら2回目,3回目も全買いする予定。こーなったら「毒を喰らわば皿まで」と言うか。あ、でも、多分ティン・マシーンだけは外す気がする…。

で、どーだったかって? いやいや、恥ずかしながら、案外ちゃんと聴けました。記憶の中の音は、もっとヌメヌメしてたけど、リマスターされてたせいか(とはいっても『ZIGGY...』と『ALADDIN SANE』以外は99年リマスター)、思いのほかドライで新鮮に聴けてたりして。まぁ、それでも『スペース・オデッセイ』とか『世界を売った男』は、個人的嗜好としてチョイと辛いかな。『世界を売った男』のドレス・ジャケは、ボウイも今回の装丁もヒジョーに美しいんだけれど。

音楽的に一番面白かったのは、やっぱりこの『ジギー・スターダスト』。フォーキーな指向に若干ファンクが入ってきて、アンサンブルが斬新なのにシッカリ整理されてる。この後だとグラムを意識しちゃってて、わりかしフツーのロックン・ロールになっちゃうのだが。でもカヴァー集の『ピンナップス』は気楽に楽しめた。

ただ、これで全買いするとなると、ライヴ2組だけ抜けてるのがキモチ悪い。初回6枚がチャート入りするくらい売れたのだから、T社のパターンとして、きっとクイーンの時みたいに追加されるんじゃないだろうか。まして前回デラックス版が出た時は、見事CCCD仕様だったのだから、こりゃあ出さなアカンでしょ!

な〜んて、この2日でしっかりと6枚全部聴いちゃってたりして…(苦笑)。ホントはかなり忙しくなりつつあるのに。

実は今日もCOTTON CLUBで、とあるコンベンションに参加してきた。新しい洋楽レーベルの立ち上げ(実は移籍)に関わるパーティーだったが、評論家のY川女史をはじめ、錚々たる顔ぶれが集まっていた。ラインナップの少なさとレーベル・カラーのマニアックさ(カナザワ的には好きな路線だけど)の割に大層カネを掛けていて、帰りしなに特性ボックス(ヴェルヴェット製)に入ったレーベル・サンプラー5枚組を頂戴する。もっとも自分は。、そのうち2枚は既に持ってたりするんだが…(苦笑)