午後から赤坂の某所にて打ち合わせが一件。そこに向かう車中で、このテルマ・ヒューストン、84年の好作を大音量にて。これもハワード・ジョンソンのリイシューに継ぐ Blue Bird Recordsの快挙。特に一曲だけ入っているボーナス・トラックの存在に、カナザワ心底ヤラレてしまいましたっ
テルマ・ヒューストンといえば、このところP-VINEあたりが地味ながらも着々とCD化を進めていたソウル・ディーヴァ。要するにレア・グルーヴ〜フリーソウル方面でネタ化してた部分があったわけだが、このアルバムはそうした流れとはあまり関係なく、80'sブラコンの系譜に乗った一枚と言える。だってアナログA面はジミー・ジャム&テリー・ルイスとモンテ・モアがプロデュースを分け合う、フライトタイム・プロダクション色濃厚なサイド。対してB面は、グレン・バラード&クリフ・マグネスやデニス・ランバートなどが制作しているアーバン・サイドになっていたから。ギンギラギンのケバいジャケには思わず引いてしまうけれど、寄せ集めながらも内容は決して悪くなく。特にA面は旬な制作陣を起用してたワケで、当時はコチラばかりプレイしてた覚えがある。シングル・ヒットした(R&Bチャート13位)<You Used To Hold Me So Tight>は、ジャム&ルイス・プロデュースながら、まるでザ・システムのシンセ・ファンクをパクったような出来で、「なるほど、彼らもザ・システムをかなり意識してたのかな」と。なるほど、角松ファンは要チェックですな。
でも話はココで終わらない。問題はボーナス・トラック<Standing In The Light>である。これは単なるアルバム未収曲とか未発表曲ではなく、未だ銀盤化されない前作『THELMA HOUSTON』(83年)から。実はそのアルバムが、テルマの中で一番アーバン・コンテンポラリーなんだな。その中から、カナザワがもっとも気に入ってるのが、この<Standing In The Light>。作曲がバニーとジェフのハル兄妹で、ジェイ・ウィンディングやグレッグ・マティソン、ポール・ジャクソンJr、エド・グリーンらがプレイしてるといえば、音の傾向は想像できるかな? ちょっとアル・ジャロウの曲にタイプが似てるかも。
かなり偏狭な物言いかも知れないが、カナザワ的にはコレ一曲でオツリが来るほど嬉しいぞ。
でも話はココで終わらない。問題はボーナス・トラック<Standing In The Light>である。これは単なるアルバム未収曲とか未発表曲ではなく、未だ銀盤化されない前作『THELMA HOUSTON』(83年)から。実はそのアルバムが、テルマの中で一番アーバン・コンテンポラリーなんだな。その中から、カナザワがもっとも気に入ってるのが、この<Standing In The Light>。作曲がバニーとジェフのハル兄妹で、ジェイ・ウィンディングやグレッグ・マティソン、ポール・ジャクソンJr、エド・グリーンらがプレイしてるといえば、音の傾向は想像できるかな? ちょっとアル・ジャロウの曲にタイプが似てるかも。
かなり偏狭な物言いかも知れないが、カナザワ的にはコレ一曲でオツリが来るほど嬉しいぞ。