
でもカナザワの頭の中じゃ、達郎さんとカーティスと聞いて真っ先に浮かぶのは、この80年作『SOMETHING TO BELIEVE IN』。何てったって、<甘く危険な香り>の元ネタとなった<Tripping Out>収録の皿だからね。もちろん今では優れたサンプリング・ソースとして世界的に知られ、典型的なノーザン・ソウルのリズム・スタイルを築いた曲という扱いを受けてもいる。
アルバムとしては、ディスコ色強すぎ!という輩もいるけれど、それはあくまでカーティス作品の中での比較論。本当にダンスっぽいのは、オープニング<Love Me, Love Me Now>くらいのモノで、他のマテリアルは4リズムにめくるめくストリングスが絡んだメロウ・チューンのオン・パレードである。ただインプレッションズ時代の代表曲をセルフ・カヴァーした<It's Alright>は、昔ながらのシャッフルをそのまま使っていて、少々違和感アリ。ジョニー・エイスの50'sヒットを時流に乗せて上手く料理しているだけに、これは少々勿体ない気がする。
でも、しばらく前のエディションからボーナス収録されている<This Year>が、それを補って余りある出来。これまで持ってたJIMCO盤には入ってなかった曲だから、コレは嬉しい。あとは、違うレコード会社が発売権を持つため、今回は出なかったファーストとか『BACK TO THE WORLD』など数枚のリイシューを待ちたいところ。
アルバムとしては、ディスコ色強すぎ!という輩もいるけれど、それはあくまでカーティス作品の中での比較論。本当にダンスっぽいのは、オープニング<Love Me, Love Me Now>くらいのモノで、他のマテリアルは4リズムにめくるめくストリングスが絡んだメロウ・チューンのオン・パレードである。ただインプレッションズ時代の代表曲をセルフ・カヴァーした<It's Alright>は、昔ながらのシャッフルをそのまま使っていて、少々違和感アリ。ジョニー・エイスの50'sヒットを時流に乗せて上手く料理しているだけに、これは少々勿体ない気がする。
でも、しばらく前のエディションからボーナス収録されている<This Year>が、それを補って余りある出来。これまで持ってたJIMCO盤には入ってなかった曲だから、コレは嬉しい。あとは、違うレコード会社が発売権を持つため、今回は出なかったファーストとか『BACK TO THE WORLD』など数枚のリイシューを待ちたいところ。
僕もこの盤は大好きです。ところで質問ですが、82年の音楽雑誌とは何ていう雑誌でしょうか?
僕の記憶では78,9年頃のプレイヤー誌にも同様の企画があり、山下達郎氏が5枚だか10枚だか選んでいたのですがそこにも『THERE'S NO PLACE・・・』はありました。切り抜いて保管していたのですが、何度かの引越しのうちに無くなってしまい、最近になっていろいろ調べているのですが、その件についてはなかなか記載がみつかりません。
それにしても今回のカーティスといい、買い直し盤が多く嬉しい悲鳴ですね。