
コテコテで暑苦しい歌い方をするブルー・アイド・ソウル・シンガーというのが、日本での彼に対する一般的評価なのだろうが、かつてはソングライターとして鳴らした時期もあって、実力は確かな人。それがアチラのオバ様たちの間でセックス・シンボルとして人気沸騰し始めてから、過剰なまでに歌い込むようになり、それが日本のファンにはトゥ・マッチに映ったわけだ。
最近じゃスタンダード・カヴァーにシナトラ・トリビュート、クリスマス・アルバム、ファン・クラブ向けのライヴ盤など、企画アルバム目白押しで、オリジナル・アルバムは一体いつ以来やら? それだけに期待せずにゲットしたのだが、これが結構な力作なのに、後味が意外にアッサリしていて気持ち良いのである。もっとも彼のヴォーカル・スタイルはそう変わっていないので、言わば “アッサリ豚骨” みたいな感じか?
よくよく見ると、このニュー・アルバムはモータウン発で、スタッフもカナザワには馴染みのない名がほとんど。どうも最近のR&B系の連中らしく、いきなりレゲエ・アレンジが飛び出したり、ゲストでNe-Yoが歌っていて驚く。その一方で、ヴァン・モリソンの<Crazy Love>をカヴァーしたりも。
いずれにせよ、若くて畑違いの連中と思い切ってチームを組んだことが功奏したみたいデス。
最近じゃスタンダード・カヴァーにシナトラ・トリビュート、クリスマス・アルバム、ファン・クラブ向けのライヴ盤など、企画アルバム目白押しで、オリジナル・アルバムは一体いつ以来やら? それだけに期待せずにゲットしたのだが、これが結構な力作なのに、後味が意外にアッサリしていて気持ち良いのである。もっとも彼のヴォーカル・スタイルはそう変わっていないので、言わば “アッサリ豚骨” みたいな感じか?
よくよく見ると、このニュー・アルバムはモータウン発で、スタッフもカナザワには馴染みのない名がほとんど。どうも最近のR&B系の連中らしく、いきなりレゲエ・アレンジが飛び出したり、ゲストでNe-Yoが歌っていて驚く。その一方で、ヴァン・モリソンの<Crazy Love>をカヴァーしたりも。
いずれにせよ、若くて畑違いの連中と思い切ってチームを組んだことが功奏したみたいデス。