hall&oates_@troubadour本日はグラミー授賞式。主要4部門は【Song Of The Year】にビヨンセ<Single Ladies>、【Album Of The Year】にテイラー・スフィフト『FEARESS』、【Record Of The Year】にキングス・オブ・レオン『USE SOMEBODY』、【Best New Atrist】にザック・ブラウン・バンド。注目のレディ・ガガは主要部門を外したものの、【Best Dance Recording】【Best Electric/Dance Album】を獲得した。


…でもこの今年のグラミーの顔ぶれは、カナザワにとってまるで浮世の出来事みたい。ちゃんとCD聴いたのはビヨンセくらいで、カントリー系の新人ザック・ブラウン.バンドなんて、初めて名を知った。R&B/ヒップホップ系とカントリー系に人気が集約されていくのは、何とも世相を反映しているけれど、実はあまり良い傾向ではない気がする。

でも、ザッツ・エンターテイメント的な授賞式の影で、各部門のノミネートを こういったところでジックリ検証していくと、さすが、グラミーの権威が見えて来る。

個人的に注目していたのは、【Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocals】にノミネートされていたホール&オーツの<Sara Smile>。最新ライヴのCD/DVDからのピックアップだ。今は完全にマイペースの活動になったけれど、年齢層が高めのグラミー審査員たちは、ベテラン勢の動きもチャンと見ている。まぁ、プライズは予想通りブラック・アイド・ピーズが持っていったが…。

自分はWOWOWの夜の再放送を観ていたが、あまり盛り上がらず、ハイライトのマイケル・トリビュートの前に撃沈 ボッチェリとメアリー・Jの競演では、デヴィッド・フォスターもピアノを弾いてたそうで…。