
オープニングは時節を反映してか、<見上げてごらん夜の星を>のアカペラでスタート。意表を突く幕開けと、ネイキッドな歌声の魅力に、ギュッと胸を鷲摑みにされる。それからはニュー・アルバムと、メジャー・デビュー盤『BORN TO SING』収録曲を中心に、インターバルを挟んで20曲近く。
SHANTIを「素敵だな〜」と思うのは、ただシンガーとして優れているだけでなく、音楽として、あるいはメッセージとして、ちゃんと伝えたい、表現したいというモノを持っていること。だからこそ、あのスタートだったのだと思うし、アンコールにもサプライズが用意されていた。大震災にショックを受けて、みんなに元気になって欲しいと書いた曲<GALAXY(仮題)>がそれである。何でも本番2日前のリハーサルに譜面を持って行き、「これを演りたい」と、急遽セットリストに加えたのだとか。そんな彼女の強い想いがメンバーに伝播し、この日のステージに結実した。
ちなみにバックのメンバーは、バン・マスの西山'Hank'史翁(g)を筆頭に、Philip Woo(kyd)、木原良輔(g)、Clifford Archer(b)、Jay Stixx(ds)、Francis Silva(perc)という陣容。アコースティック度が高いのに、今どき珍しいギター2本の編成である。これも「生の良さを伝えたい」というSHANTIならでは。何より、全米トップ・バンドでプレイしてきたフィリップ・ウーが彼女に優しく微笑みかけるのを見て、「あぁ、お仕事で演ってるんじゃないんだな!」と感じた次第。これからの成長を一層楽しみにさせてくれる、そんなライヴでありました。
《Set List》
1. LOOK BACK
2. KILLING ME SOFTLY
3. DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
4. LOVIN'YOU
5. LOVE MATTERS
6. CHAIN REACTION
7. SACRED SOULS
8. WHO ARE YOU
〜Intermission〜
9. HOW INSENSITIVE
10. CURTAIN CALL
11. EV'RY TIME WE SAY GOODBYE
12. 真夏の果実~SUMMER BLUES~
13. TAME DESIRE
14. YUYAKE
15. SLOW BALLAD
16. WEARY
17. WAKE UP TO THE SUN
〜Encour〜
18. ROMANCE WITH ME
19. GALAXY
なお、アルバムの拙レビューは、こちらから。
SHANTIを「素敵だな〜」と思うのは、ただシンガーとして優れているだけでなく、音楽として、あるいはメッセージとして、ちゃんと伝えたい、表現したいというモノを持っていること。だからこそ、あのスタートだったのだと思うし、アンコールにもサプライズが用意されていた。大震災にショックを受けて、みんなに元気になって欲しいと書いた曲<GALAXY(仮題)>がそれである。何でも本番2日前のリハーサルに譜面を持って行き、「これを演りたい」と、急遽セットリストに加えたのだとか。そんな彼女の強い想いがメンバーに伝播し、この日のステージに結実した。
ちなみにバックのメンバーは、バン・マスの西山'Hank'史翁(g)を筆頭に、Philip Woo(kyd)、木原良輔(g)、Clifford Archer(b)、Jay Stixx(ds)、Francis Silva(perc)という陣容。アコースティック度が高いのに、今どき珍しいギター2本の編成である。これも「生の良さを伝えたい」というSHANTIならでは。何より、全米トップ・バンドでプレイしてきたフィリップ・ウーが彼女に優しく微笑みかけるのを見て、「あぁ、お仕事で演ってるんじゃないんだな!」と感じた次第。これからの成長を一層楽しみにさせてくれる、そんなライヴでありました。
《Set List》
1. LOOK BACK
2. KILLING ME SOFTLY
3. DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
4. LOVIN'YOU
5. LOVE MATTERS
6. CHAIN REACTION
7. SACRED SOULS
8. WHO ARE YOU
〜Intermission〜
9. HOW INSENSITIVE
10. CURTAIN CALL
11. EV'RY TIME WE SAY GOODBYE
12. 真夏の果実~SUMMER BLUES~
13. TAME DESIRE
14. YUYAKE
15. SLOW BALLAD
16. WEARY
17. WAKE UP TO THE SUN
〜Encour〜
18. ROMANCE WITH ME
19. GALAXY
なお、アルバムの拙レビューは、こちらから。