azymuth_auroraブラジリアン・フュージョンの雄、アジムスが久々に来日公演中。その初日2nd Set@Blue Note Tokyo へ行ってきた。しばらく前にマルコス・ヴァーリとのジョイントで日本に来たことがあったが、カナザワにとっては初の生アジムスである。

きっと、パーカッションなどのサポート・メンバーを加えてくるのだろうと思っていたら、意外にもメンバー3人だけのシンプルなステージ。ゆっくり現われてノソノソとステージに上がり、こんな老骨で大丈夫かいな?と心配になったが、音の方は手慣れたもので、クールかつインテリジェントなブラジリアン・グルーヴを心地良く展開してくれた。

スタジオ盤では、どうしてもホセ・ロベルト・ベルトラミのエレキ・ピアノの美しい音色や、涼やかなシンセ群に耳を奪われがちになるが、ライヴでは彼は少し控え目なくらい。むしろ、イヴァン・コンチのしなやかなドラムス、そこに乗るアレックス・マリェイロスの奔放なベースが素晴らしく、とても魅力的に響いた。リズム自体はスタジオ作より多少シンプルだが、さすがベルトラミ不在の時期もアジムズの屋台骨を守り続けた2人である。改めてその重要性を再認識させられたステージだった。

セット・リストは、1stステージと2ndステージで大きく入れ替えらていたそうだが、新作『AURORA』のテーマ曲的存在になっている<In My Treehouse>と、代表曲<Fly Over The Rainbow>はどちらも欠かさず。Far Our移籍後に付いたと思われるクラブ世代の若いファンも多く、淡々としたステージングに対してもジンワリ盛り上がりを見せてくれました。

【2nd Stage Set List】
1. LIGHT AS A FEATHER
2. IN MY TREEHOUSE
3. BROKEN KEY
4. A PRESA
5. GAROTA DE IPANEMA
6. LAST SUMMER IN RIO
7. PARTIDO ALTO
8. DEAR LIMMERTZ
9. VOO SOBRE O HORIZONTE
10. CIRCO MARIMBONDO

ところで最後に苦言をひとつ。この日は<Fly Over The Rainbow>をナマで聴きたい!という相方を連れていったので、珍しく空きのあったサイド・ボックス・シートに座ったのだが、隣に来た中年オヤジと妙齢女性のカップルが、演奏中もホロ酔いでずーっとペチャクチャ、いちゃいちゃ。相方はマジでキレそうになっていた。こういう場所では、我がモノ顔のオヤジたちより、若い世代の方がよっぽどマナーがシッカリしているようで… 気をつけましょうぜ、御同輩。