いよいよ13年ぶりの来日が目前に迫ってきたジノ・ヴァネリ。そのタイミングに合わせるかのように、オランダのハーグで行なわれる恒例イベント【ノース・シー・ジャズ・フェスティヴァル】にジノが出演した02年のライヴ映像が、最近になって突然発売された。しかも激安価格だったので、カナザワも早速購入。ハワイ仕事の合間にちょっとサワリだけ観るつもりだったのに、余りのカッコ良さに、ふと気がついたら最後まで…
実はこの映像作品。正確な名義は “ジノ・ヴァネリ &ザ・メトロポール・オーケストラ” という。そして02年のジャズ・フェスでのライヴ。それを考え合わせれば、もしかしてこれは、かのオペラチックなアルバム『CANTO』のライヴ版ではないのか?? そんな危惧が脳裏を走った。実際のところ一番最初に情報をゲットした時は、まだ収録曲も分からず、いきなりポチッとイクのは躊躇されたので、しばし続報を待った次第。そして収録曲が分かっても、「もしかしたらオーケストラ・アレンジになっているかも知れない。中身を観るまでは分からないぞ!…」と、要注意モードに入っていたのだ。
だから、到着してまずは中身を確認しようと。そうしたら、オーケストラを従えつつも、アレンジは基本的にオリジナル・ヴァージョンを踏襲していたものだから、思わずグイグイグイッと釣られてしまって… まぁ、ジノ自身のバンドは参加せず、ピアノのオトマロ・ルイーズ以外はオーケストラのメンバーがそのままプレイしている。だから、壮絶なまでの個人技の数々を積み上げていく、『BROTHER TO BROTHER』や『NIGHTWALKER』みたいな究極のバンド・サウンドは聴けない。しかしそれでもバックは大編成のオーケストラである。逆に普段のコンボではあり得ないスケールのジノ・サウンドが、思う存分楽しめるわけだ。
もちろん、ジノのヴォーカルは相も変わらず超完璧。来月の来日気分を大きく盛り上げてくれるDVDです。
だから、到着してまずは中身を確認しようと。そうしたら、オーケストラを従えつつも、アレンジは基本的にオリジナル・ヴァージョンを踏襲していたものだから、思わずグイグイグイッと釣られてしまって… まぁ、ジノ自身のバンドは参加せず、ピアノのオトマロ・ルイーズ以外はオーケストラのメンバーがそのままプレイしている。だから、壮絶なまでの個人技の数々を積み上げていく、『BROTHER TO BROTHER』や『NIGHTWALKER』みたいな究極のバンド・サウンドは聴けない。しかしそれでもバックは大編成のオーケストラである。逆に普段のコンボではあり得ないスケールのジノ・サウンドが、思う存分楽しめるわけだ。
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なかなかロマンチックで情緒的かつ情熱的なボーカルを官能出来ました。
これはポチ!!買いですね。