パトリース・ラッシェン&フレンズのジャパン・ツアーを丸の内コットン・クラブで。4days 2日目の2ndセット。パトリースのソロ名義では初の来日で、ポール・ジャクソンJr.(g)、ロンダ・スミス(b)、ンドゥグ・レオン・チャンクラー(ds)、エヴァレット・ハープ(sax) と、メンバーも豪華。全員リーダー作を出していて、ピンでも演ってる連中だから、「こりゃ美味しい!」と、即、観戦を決め込んだ。ハービー・ハンコックを敬愛するバリバリの女流ジャズ・ピアニストだった彼女は、74年にジャズの名門Prestige からデビュー。その後リー・リトナー&ジェントル・ソウツに参加して、フュージョン系キーボード奏者としての知名度を確立。78年にElektraから発表したソロ4作目『PATRICE(妖精のささやき)』からヴォーカル/ブラック・コンテンポラリー指向を強め、ディスコ・ヒットを飛ばすようになった。その、ちょっとはにかんだようなキュートな歌声は、まさに彼女ならではの持ち味。あどけなさの残るルックスと、アグレッシヴなピアノ・プレイとのアンバランスさも、その人気に拍車をかけることになった。90年代はマイペースで活動。04年のジェントル・ソウツ再編が久々の表舞台だった。
その時のライヴを観ていたので、肉付きが良くなったのは知っていたが、今も持ち前のコケティッシュさを失っていなかったのが何よりも嬉しく…
パトリースがKydを離れてハンドマイクでフロントに立ったり、ンドゥグがパーカッションに専念したりするので、所々で打ち込みが併用されている。でもそこはサスガに、コンテンポラリー・ジャズの手練たち。それぞれにスキルを発揮し、一挙一動、目が離せない。パトリースは弾いたり歌ったりしながらも、その猛者たちをバランスよくコントールしていた。
特にンドゥグとは、ハイスクール時代からの音楽仲間。マイルス・デイヴィスからサンタナ、クルセイダーズ、マイケル・ジャクソン等などキャリアの豊富なドラマーだが、最近ずっと一緒にやっているデヴィッド・T・ウォーカーとのステージとは違って、この日は よりファンキーでパワフルなドラミングを披露した。メンバー紹介の時には、自ら<Billie Jean>のイントロのドラムを叩くなど、茶目っ気もたっぷり。ベースのロンダは、プリンスやシーラE.、ジェフ・ベックなどと演っている新進の女性ミュージシャン。パトリースと言えば、ベースはフレディ・ワシントンというイメージがあるけれど、スケジュールの問題かしらね。ロンダは“新しい友達”と紹介されていた。ポール・ジャクソンJr.は、子供の頃から知ってるご近所さん。カッティングの名手として登場し、近年はアメリカン・アイドルでのバンドでもプレイしていた。個人的には、ちょっとサンボーン・フォロワー風のところがあるエヴァレット・ハープのソロ曲が、一番ツボに来た。
こうしてメンバー各人のソロ楽曲をバランス良く混ぜつつ、古い曲から、現時点での最新盤『SIGNATURE』(07年)収録曲まで。クラブ・シーンでの再評価が高い<Remind Me>では、オーディエンスにも歌わせたりして。終盤はパトリースとンドゥグがティンバレスで掛け合うなど、ショーとしての見せ所も用意されている。そしてラストの<Forget Me Nots>で、オーディエンス総立ち。
ソロではあまりライヴなどをやっていない印象だけれど、なかなか熟れた印象のパフォーマンス。ハンコック娘の片鱗も窺えたし、実に好感の持てるステージだった。
1. Two Chords
2. Number One
3. The Hump
4. Monday Speaks (feat.Everette Harp)
5. To Get With You (feat. Rhonda Smith)
6. Days Gone By
7. Remind Me
8. 2 for 10,000 (feat.Paul Jackson Jr.)
9. Oneness (feat.Ndugu Leon Chancler)
10. Arrival
11. Forget Me Nots
-- Encour--
12. Hands Up !
その時のライヴを観ていたので、肉付きが良くなったのは知っていたが、今も持ち前のコケティッシュさを失っていなかったのが何よりも嬉しく…
パトリースがKydを離れてハンドマイクでフロントに立ったり、ンドゥグがパーカッションに専念したりするので、所々で打ち込みが併用されている。でもそこはサスガに、コンテンポラリー・ジャズの手練たち。それぞれにスキルを発揮し、一挙一動、目が離せない。パトリースは弾いたり歌ったりしながらも、その猛者たちをバランスよくコントールしていた。特にンドゥグとは、ハイスクール時代からの音楽仲間。マイルス・デイヴィスからサンタナ、クルセイダーズ、マイケル・ジャクソン等などキャリアの豊富なドラマーだが、最近ずっと一緒にやっているデヴィッド・T・ウォーカーとのステージとは違って、この日は よりファンキーでパワフルなドラミングを披露した。メンバー紹介の時には、自ら<Billie Jean>のイントロのドラムを叩くなど、茶目っ気もたっぷり。ベースのロンダは、プリンスやシーラE.、ジェフ・ベックなどと演っている新進の女性ミュージシャン。パトリースと言えば、ベースはフレディ・ワシントンというイメージがあるけれど、スケジュールの問題かしらね。ロンダは“新しい友達”と紹介されていた。ポール・ジャクソンJr.は、子供の頃から知ってるご近所さん。カッティングの名手として登場し、近年はアメリカン・アイドルでのバンドでもプレイしていた。個人的には、ちょっとサンボーン・フォロワー風のところがあるエヴァレット・ハープのソロ曲が、一番ツボに来た。
こうしてメンバー各人のソロ楽曲をバランス良く混ぜつつ、古い曲から、現時点での最新盤『SIGNATURE』(07年)収録曲まで。クラブ・シーンでの再評価が高い<Remind Me>では、オーディエンスにも歌わせたりして。終盤はパトリースとンドゥグがティンバレスで掛け合うなど、ショーとしての見せ所も用意されている。そしてラストの<Forget Me Nots>で、オーディエンス総立ち。
ソロではあまりライヴなどをやっていない印象だけれど、なかなか熟れた印象のパフォーマンス。ハンコック娘の片鱗も窺えたし、実に好感の持てるステージだった。
1. Two Chords
2. Number One
3. The Hump
4. Monday Speaks (feat.Everette Harp)
5. To Get With You (feat. Rhonda Smith)
6. Days Gone By
7. Remind Me
8. 2 for 10,000 (feat.Paul Jackson Jr.)
9. Oneness (feat.Ndugu Leon Chancler)
10. Arrival
11. Forget Me Nots
-- Encour--
12. Hands Up !

































この夏はいろいろライヴに行こうと決心し、今日からBlue NoteにIncogniteがLeon Ware連れてくるので観にいこうと思ったら、4日間全てソールド.アウトで出足を挫かれました
でもこうして根強いファンがいろんなライヴに行って、盛り上がってるのは嬉しい気持ちがします。
これからTony Sciutoとジルデコと一十三十一にアタックします