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Blue Noteなどで活躍した米ジャズ・ピアニスト:ホレス・シルヴァーが、ニューヨークの病院で亡くなった。享年85歳。現在の処、死因は明らかにされていない。昨年12月にも訃報が飛び込み、その時は誤報で済んだが、今度はBlue Noteレーベルからのアナウンスもあり、間違いはないようだ。

ホレス・シルヴァーは、多少スピリチュアル方面に走った時期がありながらも、一貫してファンキー・ジャズを追及した人。カナザワ的に一番馴染み深い作品は、LA-BN時代の72年に発表された『IN PURSUIT OF THE 27TH MAN』。70年代のホレスの代表作にも上げられる傑作だ。

要は27枚目のアルバム、というコトらしいけれど、実はランディ&マイケル・ブレッカー兄弟が揃い踏みしているキャリア初期の作品、というコトで、フュージョン系のリスナーにもOKな内容。ラインナップは、ホレスのピアノ・トリオをベースにして、曲ごとにブレッカーズのホーンか、デヴィッド・フリードマンのヴァイブが加わるカルテット or クインテット編成だ。とりわけ、ベースがウッドではなくエレベ、というのがロック出の人には馴染みやすい。

ほのかなラテン・テイストにキャッチーなメロディを鏤めたホレス節が詰まっていて、気軽に楽しめる一方、奥深さもある。弾むような、往年のホレスが偲ばれる一枚だ。

Rest in Peace…