
10日(木)夜、New Orleans〜Los Angelsの旅から戻ってきました。この2ヶ月ほど、更新ペースがメチャ落ちてましたが、ボチボチ再開していきます。今回のアメリカ行き一番の目的は、New Orleansで毎年行なわれているブラック・ミュージックの祭典Essence Festivalでしたが、そのあたりレポートはFaceBookをご覧あそばせ。…というワケで、ココではL.A.帰りらしく、発掘音源を含むネッド・ドヒニーの最新リリースをご紹介。
“発掘音源を含む”、なんて前振りでこのジャケをご覧戴くと、名盤『HARD CANDY』のアウトテイク集かと思われがちだが、イヤイヤ 然にあらず。確かにメインは『HARD CANDY』収録曲とそのデモ曲だが、アサイラムからの1st『NED DOHENY』の曲やその頃のデモ・トラックもあるし、逆に日本でしか出なかった3rd『PRONE』からのピックアップも入っている。
だが一番の目玉となる初出音源は、82年にレコード・プラントで行なわれたレコーディング・セッション。この時取られた4曲の中から、<What'cha Gonna Do For Me>と<Love's A Heartache>が収められているのだ
もちろん前者はチャカ・カーンやアヴェレージ・ホワイト・バンドでお馴染み。後者もアヴェレージ・ホワイト・バンドが演っている他、レスリー・スミスやカズ・マツイ・プロジェクトfeat.ロベン・フォード(当時日本ではロベン・フォードのソロ名義でリリース)が取り上げた。当然ネッド自身も復帰作『LIFE AFTER ROMANCE』(88年)でセルフ・リメイクしているが、実はその遥か前に、こうしてレコーディングされていたワケだ。しかしその時のネッドには契約はなく、テープは今の今まで陽の目を浴びることはなかった。それを貴重音源の発掘に定評のあるNumeroレーベルが探し当て、まさに独壇場の仕事っぷり。これまでロイク方面での仕事が多かったNumeroなのに、そのゴッド・ハンドが遂にココまで届いたというコトでも感慨深い。
ちなみにそのレコーディングを仕切ったのはアンドレ・フィッシャー。録音メンバーはラッセル・フェランテ(kyd)とジミー・ハスリップ(b)というイエロージャケッツ・チームに、ジョン・ロビンソン(ds)、ルイス・コンテ(perc)という布陣だそうだ。また11曲ある初出音源のうち、アサイラム期の3曲を除く8曲は、この前発売されたばかりのレガシー・シリーズAORコレクションのラインナップに組み込まれた『HARD CANDY』最新盤にもコソッとボーナス収録されているので、お見逃しなきよう。
あ、レガシー・レコーディング〜AORセレクション発売記念 トーク・セッション with クニモンド瀧口氏も、今度の週末13日(日)に迫っています。観覧無料なので、渋谷・横浜周辺の方は是非お集りあれ
話の中身は当然 和モノではなく、王道AORです。
14:00〜タワーレコード渋谷店 詳細はココから
17:00〜タワーレコード横浜ビブレ店 詳細はココから
だが一番の目玉となる初出音源は、82年にレコード・プラントで行なわれたレコーディング・セッション。この時取られた4曲の中から、<What'cha Gonna Do For Me>と<Love's A Heartache>が収められているのだ

ちなみにそのレコーディングを仕切ったのはアンドレ・フィッシャー。録音メンバーはラッセル・フェランテ(kyd)とジミー・ハスリップ(b)というイエロージャケッツ・チームに、ジョン・ロビンソン(ds)、ルイス・コンテ(perc)という布陣だそうだ。また11曲ある初出音源のうち、アサイラム期の3曲を除く8曲は、この前発売されたばかりのレガシー・シリーズAORコレクションのラインナップに組み込まれた『HARD CANDY』最新盤にもコソッとボーナス収録されているので、お見逃しなきよう。
あ、レガシー・レコーディング〜AORセレクション発売記念 トーク・セッション with クニモンド瀧口氏も、今度の週末13日(日)に迫っています。観覧無料なので、渋谷・横浜周辺の方は是非お集りあれ

14:00〜タワーレコード渋谷店 詳細はココから
17:00〜タワーレコード横浜ビブレ店 詳細はココから