
今日は【AOR CITY 1000】から一旦離れ、P-VINEで展開している【Light Mellow Searches】から久々のリリース物を。このシリーズは今まで新作中心のご紹介だったが、それはたまたまそうなっていただけで、最初からイイ作品は新旧問わずに出していくのがコンセプト。そしてこの度カタログ第1弾として、かなり重量級の発掘モノをお届けすることになった。
それは、レア・グルーヴ方面ではそれなりに知られているミネアポリスのグループ、ジェイムス・ウォルシュ・ジプシー・バンド 幻の2nd『I'VE GOT THE FEELIN'』。前身であるジプシー時代はともかく、おそらく大方の人が、ジェイムス・ウォルシュ中心の編成としては78年の同名アルバム一枚で解散、そう思っていたと思う。ところが、一時期のアイズレー・ブラザーズやシュガー・ベイブを髣髴させる<Cuz It's You, Girl>が全米71位にチャート・インしたのを追い風にしたか、彼らは翌79年にマッスル・ショールズへ赴き、こんな素晴らしいアルバムを完成させていた。
プロデュースに名を連ねるのは、ジェイムス自身と、現地の名物リズム・セクションを率いるバリー・ベケット(kyd)&ジミー・ジョンソン(g)という重鎮コンビ。演奏にはロジャー・ホーキンス(ds)、デヴィッド・フッド(b)というお馴染みの面々の他、タワー・オブ・パワー・ホーンズやビー・ジーズのストリングス・セクションが参加している。最も細かいクレジットがないので、マッスル・ショールズ勢とバンド・メンバーのバランス感が不明なのだが…。
CDを回すと、勇壮なリフに流麗なストリングスが絡む<I’ve Got The Feelin’>から、アンブロージアを思い出させるスロウ・ナンバー<Just Like Fallin’ In Love>まで、駄曲は皆無。とりわけ甘美なストリングスに彩られた<Lie To Me>は、ビル・ラバウンティの初期名曲として知られている。またスティーリー・ダン<Cave of Altimira(アルタミラの洞窟の警告)>のカヴァーも大きな聴きモノ。アメリカン・ロック・バンドとしてのアイデンティティと時代の風にさらされたが故の工夫の跡が、絶妙のバランスでアルバムに同居する。先行リリースされた北欧発のアナログ盤でB面トップを飾った<Where Do You Get Off>、ドゥービー・ブラザーズ風のシャッフル・チューン<Lovin’ You>などが、その典型。キャッチーなメロディを持つ<It’s Over Now>は、個人的フェイヴァリットだ。
何故こんな充実作が長い間お蔵入りしたままだったのかは、謎。ここ10年くらいジェイムス・ウォルシュがしばしばバンドをリユニオンさせていた関係で、実際は8〜9年前からオフィシャル・サイトでCD-Rが流通していたようである(ジャケット及びタイトル違い)。かくいう自分も、ある時それを見つけてゲットし、“こりゃぁスゲェ!” となった次第。
AORファンでも、特に70年代のブルー・アイド・ソウル系がお好きな向きは、
素通り厳禁の一枚です。
プロデュースに名を連ねるのは、ジェイムス自身と、現地の名物リズム・セクションを率いるバリー・ベケット(kyd)&ジミー・ジョンソン(g)という重鎮コンビ。演奏にはロジャー・ホーキンス(ds)、デヴィッド・フッド(b)というお馴染みの面々の他、タワー・オブ・パワー・ホーンズやビー・ジーズのストリングス・セクションが参加している。最も細かいクレジットがないので、マッスル・ショールズ勢とバンド・メンバーのバランス感が不明なのだが…。
CDを回すと、勇壮なリフに流麗なストリングスが絡む<I’ve Got The Feelin’>から、アンブロージアを思い出させるスロウ・ナンバー<Just Like Fallin’ In Love>まで、駄曲は皆無。とりわけ甘美なストリングスに彩られた<Lie To Me>は、ビル・ラバウンティの初期名曲として知られている。またスティーリー・ダン<Cave of Altimira(アルタミラの洞窟の警告)>のカヴァーも大きな聴きモノ。アメリカン・ロック・バンドとしてのアイデンティティと時代の風にさらされたが故の工夫の跡が、絶妙のバランスでアルバムに同居する。先行リリースされた北欧発のアナログ盤でB面トップを飾った<Where Do You Get Off>、ドゥービー・ブラザーズ風のシャッフル・チューン<Lovin’ You>などが、その典型。キャッチーなメロディを持つ<It’s Over Now>は、個人的フェイヴァリットだ。
何故こんな充実作が長い間お蔵入りしたままだったのかは、謎。ここ10年くらいジェイムス・ウォルシュがしばしばバンドをリユニオンさせていた関係で、実際は8〜9年前からオフィシャル・サイトでCD-Rが流通していたようである(ジャケット及びタイトル違い)。かくいう自分も、ある時それを見つけてゲットし、“こりゃぁスゲェ!” となった次第。
AORファンでも、特に70年代のブルー・アイド・ソウル系がお好きな向きは、
素通り厳禁の一枚です。



































…それでも「素通り厳禁」に偽りなし!!
すんごい、良かったです。
(^^)/