
直近で一番のヘヴィ・ローテーションは、このSuchmos(サチモズ)。1stアルバムから聴いてるけど、最近の凄まじい勢いったらナイね

1stに比べるとジックリ作り込んだ印象があり、疾走感やポップ感覚は若干薄らいでいる。でもそれとは裏腹にスケール感が格段に大きくなり、グイグイと半ば強引に畳み込んでくる感じ。ステッカーにはいつも Rock+Jazz+Soul と記されているけれど、より具体的に言うならアシッド・ジャズ+ニュー・ソウル+ファンク・ロック、かな。ceroにはディアンジェロあたりのヒップホップ・ソウル色が漂っているが、Schmosの音作りは もっと70'sのバンド・サウンドっぽい。曲によってはパンクっぽい響きもあって、若いクセにオッサン世代に “カッコ良い” と素直に言わせてしまうパワーやグルーヴを持っている。
最近、誰かと語り合うごとに言ってるが、20歳代の若いミュージシャンに上手い人が随分増えてきた。指が早く動くとか手数が多い、という技術レヴェルじゃなく、豊かな表現力を持っているということ。SuchmosもYONCEのヴォーカルが良く、富田ラボの最新作にも抜擢されていたが、彼のヴォーカルが映えるのも、この弾丸のような演奏陣の一体感あってこそだと思う。ギターやシンセの音選び、エレキ・ピアノの転がり方、モコッとしたベースと小気味良くシンコペーションを繰り出すドラム…。各メンバーのバランスが良さげなのも、Suchmosの魅力のひとつ。
そういや、上掲アートワークも全然普通に見えて、実際は黄色のロゴがエンボス仕様になっている。さりげなく凝っているのだ。そもそも、Suchmos なんてネーミングも、ちょっとした音楽ファンならニヤリとしてしまうワケで。あぁ、Wonk ももっと聴き込まにゃあイカンな。
通常盤 DVD付き
最近、誰かと語り合うごとに言ってるが、20歳代の若いミュージシャンに上手い人が随分増えてきた。指が早く動くとか手数が多い、という技術レヴェルじゃなく、豊かな表現力を持っているということ。SuchmosもYONCEのヴォーカルが良く、富田ラボの最新作にも抜擢されていたが、彼のヴォーカルが映えるのも、この弾丸のような演奏陣の一体感あってこそだと思う。ギターやシンセの音選び、エレキ・ピアノの転がり方、モコッとしたベースと小気味良くシンコペーションを繰り出すドラム…。各メンバーのバランスが良さげなのも、Suchmosの魅力のひとつ。
そういや、上掲アートワークも全然普通に見えて、実際は黄色のロゴがエンボス仕様になっている。さりげなく凝っているのだ。そもそも、Suchmos なんてネーミングも、ちょっとした音楽ファンならニヤリとしてしまうワケで。あぁ、Wonk ももっと聴き込まにゃあイカンな。
通常盤 DVD付き