GOLDEN PICNICS / 四人囃子
今週は遅ればせながらの、TS-ONEプログラム『PREMIUM ONE』のプレイリストご紹介。すでにオンエアは週末を残すだけですが…。このところ、ビートルズ、ストーンズ、ヴァレンタイン・デイなど洋楽系の特集が続いていたので、今週は和モノで固めました。
今週は遅ればせながらの、TS-ONEプログラム『PREMIUM ONE』のプレイリストご紹介。すでにオンエアは週末を残すだけですが…。このところ、ビートルズ、ストーンズ、ヴァレンタイン・デイなど洋楽系の特集が続いていたので、今週は和モノで固めました。
【 2月13日〜2月19日まで放送分のPLAY LIST 】
M1 : Sweet Memories / 松田聖子 【選曲 : 竹内】
M2 : 風になれるなら / 伊藤銀次 【選曲 : 金澤】
M3 : Will /中島美嘉 【選曲 : 竹内】
M4 : スノッブな夜へ / 国分友里恵 【選曲 : 金澤】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《竹内孝幸の愛聴盤》 宇多田ヒカル 『FIRST LOVE』(99年)
M5 : Automatic / 宇多田ヒカル
M6 : First Love / 宇多田ヒカル
《金澤寿和の愛聴盤》 四人囃子『GOLDEN PICNICS』(76年)
M7 : カーニバルがやってくるぞ / 四人囃子
M8 : レディー・ヴァイオレッタ / 四人囃子
それでは、カナザワ選曲分の簡単解説。
まず1曲目、ナイアガラ・ファミリーの一角として知られ、シュガー・ベイブにも在籍した伊藤銀次は、佐野元春やアン・ルイス、沢田研二、ウルフルズらのアレンジャーとして有名。『笑っていいとも』のテーマ<ウキウキWatching>も彼の作である。その銀次さんの1stソロ『DEADLY DRIVE』(77年)のオープニング・チューン。アレンジで坂本龍一、コーラスで大貫妙子が参加した、疾走感が心地良いナンバー。ヴァージョン違いのシングルは、昨年 拙監修で復刻させた。
3曲目の国分友里恵は、角松敏生とのデュエットや山下達郎のバック・コーラスで有名。昨今のブギー人気で再評価熱が高まり、林哲司プロデュースによるソロ・デビュー盤『Relief 72 hours』が初CD化。昨年それがLPでも復刻された。今回はその再発ヴァイナルから、この洒脱なアーバン・ファンクを。
近年はゴスペル方面でも活躍し、しばしば教会でライヴを行っている。
REVIVE ONEでのお届けは、2CD+DVDから構成されるアンソロジー『錯』を発表して注目を浴びている往年の名バンド:四人囃子。日本のロック黎明期にプログレ・バンドとして活躍したが、途中からBOOWY、GLAY、ジュディ&マリー、エレファント・カシマシ、くるりなどを手掛けることになる人気プロデューサー、故・佐久間正英(14年没)に主導権が移り、ポップ・ロック〜、そしてテクノへと音楽性を変えていった。一般的な代表作は、初期メンバーによる74年作『一触即発』だが、今回はオリジナル・ギタリストである森園勝敏と佐久間の両人が参加している唯一のアルバムをピックアップ。ユーモア溢れるクロスオーヴァー・ポップスと、和製フュージョンの黎明を告げる名インストをお聴きいただきたい。
M1 : Sweet Memories / 松田聖子 【選曲 : 竹内】
M2 : 風になれるなら / 伊藤銀次 【選曲 : 金澤】
M3 : Will /中島美嘉 【選曲 : 竹内】
M4 : スノッブな夜へ / 国分友里恵 【選曲 : 金澤】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《竹内孝幸の愛聴盤》 宇多田ヒカル 『FIRST LOVE』(99年)
M5 : Automatic / 宇多田ヒカル
M6 : First Love / 宇多田ヒカル
《金澤寿和の愛聴盤》 四人囃子『GOLDEN PICNICS』(76年)
M7 : カーニバルがやってくるぞ / 四人囃子
M8 : レディー・ヴァイオレッタ / 四人囃子
それでは、カナザワ選曲分の簡単解説。
まず1曲目、ナイアガラ・ファミリーの一角として知られ、シュガー・ベイブにも在籍した伊藤銀次は、佐野元春やアン・ルイス、沢田研二、ウルフルズらのアレンジャーとして有名。『笑っていいとも』のテーマ<ウキウキWatching>も彼の作である。その銀次さんの1stソロ『DEADLY DRIVE』(77年)のオープニング・チューン。アレンジで坂本龍一、コーラスで大貫妙子が参加した、疾走感が心地良いナンバー。ヴァージョン違いのシングルは、昨年 拙監修で復刻させた。
3曲目の国分友里恵は、角松敏生とのデュエットや山下達郎のバック・コーラスで有名。昨今のブギー人気で再評価熱が高まり、林哲司プロデュースによるソロ・デビュー盤『Relief 72 hours』が初CD化。昨年それがLPでも復刻された。今回はその再発ヴァイナルから、この洒脱なアーバン・ファンクを。
近年はゴスペル方面でも活躍し、しばしば教会でライヴを行っている。
REVIVE ONEでのお届けは、2CD+DVDから構成されるアンソロジー『錯』を発表して注目を浴びている往年の名バンド:四人囃子。日本のロック黎明期にプログレ・バンドとして活躍したが、途中からBOOWY、GLAY、ジュディ&マリー、エレファント・カシマシ、くるりなどを手掛けることになる人気プロデューサー、故・佐久間正英(14年没)に主導権が移り、ポップ・ロック〜、そしてテクノへと音楽性を変えていった。一般的な代表作は、初期メンバーによる74年作『一触即発』だが、今回はオリジナル・ギタリストである森園勝敏と佐久間の両人が参加している唯一のアルバムをピックアップ。ユーモア溢れるクロスオーヴァー・ポップスと、和製フュージョンの黎明を告げる名インストをお聴きいただきたい。