
昨日のポストでベティ・ライトを書いていて思い出したのが、昨年10月に初CD化されたブランディ。90年代に活躍した女性R&Bシンガーの方じゃなく、T.K.レーベル傘下のKayvetteから78年にデビューし、アルバム1枚でアッサリ消えた女性3人組のヴォーカル・グループね。先週(山下)達郎さんが Sunday Songbookでオンエアしてました。
このブランディは、ミリー・ジャクソンやデニス・コフィ、ボビー・ウーマック、アルバート・キングらのバッキング・ヴォーカルとして活動してきた実力派。おそらく、本作でアレンジ&プロデュースを手掛けるブラッド・シャピロの肝入りだったと思われる。シャピロは50年代末からマイアミのローカル・シーンで活動してきたミュージシャンで、T.K.グルーヴ総帥のヘンリー・ストーンやスティーヴ・アライモとは旧知の仲。60年代からベティ・ライトの編曲を務め、クラレンス・リードやラティモアらに関わり、ミリー・ジャクソン、ウィルソン・ピケット、J.ガイルズ・バンドのデビューにも関わっている。実はKayvetteというのはは、このシャピロが創設者の一角に名を置くレーベルだった。
ただしブランディ唯一の作を支えたのは、バリー・ベケット、デヴィッド・フッド、ラリー・バイロン、ランディ・マコーミック、ロジャー・ホーキンスなど、マッスル・ショールズ・リズム・セクションの面々。なるほど、『CROSSOVER TO BRANDYE』なるタイトルには、そうした含みがあるのかな?
更に注目すべきは、楽曲提供の顔ぶれ。モータウンなどに多くの曲を書いた女流作曲チーム:マリリン・マクレオド&パム・ソーヤーの<You Accuse Me>、モータウン随一の英国人プロデューサーで、リアル・シングやライト・オブ・ザ・ワールド、ビリー・オーシャンらに関わるナイジェル・マルチネス作のブギー・チューン<I Love The Way You Love>、マリーナ・ショウも歌ったストリングス・マジックが冴え渡る<Rhythm Of Love>など、好曲目白押し。そして達郎さんがチョイスしたのは、名コンビ:グレイ&ハンクス作の<How Long>。コレ、どこかで聴き覚えがあるな!と思ったら、かのデブラ・ロウズが歌っていた。
達郎マジックのお陰で、今現在は何処も在庫切れのようだけれど、メーカーは当然追加プレスに入ってるだろうから、今からツバを付けておくべし。カナザワはこのUltra-Vybe/SolidのT.K.〜マイアミ・ソウル再発、持ってないモノはおおよそチェキしてたので無事に手元にありました。
ただしブランディ唯一の作を支えたのは、バリー・ベケット、デヴィッド・フッド、ラリー・バイロン、ランディ・マコーミック、ロジャー・ホーキンスなど、マッスル・ショールズ・リズム・セクションの面々。なるほど、『CROSSOVER TO BRANDYE』なるタイトルには、そうした含みがあるのかな?
更に注目すべきは、楽曲提供の顔ぶれ。モータウンなどに多くの曲を書いた女流作曲チーム:マリリン・マクレオド&パム・ソーヤーの<You Accuse Me>、モータウン随一の英国人プロデューサーで、リアル・シングやライト・オブ・ザ・ワールド、ビリー・オーシャンらに関わるナイジェル・マルチネス作のブギー・チューン<I Love The Way You Love>、マリーナ・ショウも歌ったストリングス・マジックが冴え渡る<Rhythm Of Love>など、好曲目白押し。そして達郎さんがチョイスしたのは、名コンビ:グレイ&ハンクス作の<How Long>。コレ、どこかで聴き覚えがあるな!と思ったら、かのデブラ・ロウズが歌っていた。
達郎マジックのお陰で、今現在は何処も在庫切れのようだけれど、メーカーは当然追加プレスに入ってるだろうから、今からツバを付けておくべし。カナザワはこのUltra-Vybe/SolidのT.K.〜マイアミ・ソウル再発、持ってないモノはおおよそチェキしてたので無事に手元にありました。