LIVE AT FILLMORE WEST
/ ARETHA FRANKLIN
今日は週明け恒例、カナザワがレギュラー出演しているデジタル・ラジオ:TS-ONE『PREMIUM ONE』のプレイリストご紹介。2月も残り少なくなってきたので、「寒いうちに心が熱くなるソウル特集を!」とのリクエストが、相棒のエルプ竹内氏から。そこで今回は、60~70年代のソウル/R&Bばかりの1時間。もうする開局から1年になるけど、この辺りはスティーヴィー・ワンダーとかダニー・ハザウェイを選曲した程度で、今まであまり積極的に紹介してこなかった。なのでコレは良い機会ではないかと。
/ ARETHA FRANKLIN
今日は週明け恒例、カナザワがレギュラー出演しているデジタル・ラジオ:TS-ONE『PREMIUM ONE』のプレイリストご紹介。2月も残り少なくなってきたので、「寒いうちに心が熱くなるソウル特集を!」とのリクエストが、相棒のエルプ竹内氏から。そこで今回は、60~70年代のソウル/R&Bばかりの1時間。もうする開局から1年になるけど、この辺りはスティーヴィー・ワンダーとかダニー・ハザウェイを選曲した程度で、今まであまり積極的に紹介してこなかった。なのでコレは良い機会ではないかと。
【 2月20日〜2月26日まで放送分のPLAY LIST 】
※ 60〜70年代 ソウル/ニュー・ソウル特集
M1 : Lovely Day / Bill Withers 【選曲 : 金澤】
M2 : A Change Is Gonna Come / Sam Cooke 【選曲 : 竹内】
M3 : Future Shock / Curtis Mayfield 【選曲 : 金澤】
M4 : Try A Little Tenderness / Otis Redding 【選曲 : 竹内】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《金澤寿和の愛聴盤》ARETHA FRANKIN 『ARETHA LIVE AT FILLMORE WEST』(71年)
M5 : Love The One You’re With(愛への讃歌)/ Aretha Franklin
M6 : Bridge Over Troubled Water (明日に架ける橋)/ Aretha Franklin
《竹内孝幸の愛聴盤》 MARVIN GAYE『WHAT'S GOING ON』(71年)
M7 : What’s Going On / Marvin Gaye (mono)
M8 : Mercy Mercy Me (The Ecology) / Marvin Gaye
カナザワ選曲分の楽曲解説。
1曲目はビル・ウィザース、77年の人気作『MENAGERIE』からのレア・グルーヴ〜フリーソウル人気曲。リアルタイムでもR&Bチャート6位、全米ポップ・チャートでもトップ30入りしている。作曲はウィザース自身と、アース・ウインド&ファイアーなどにヒットを提供したスキップ・スカボロウ。レイ・パーカーJr.(g)も参加している。
3曲目は、社会派ソウル・シンガー:カーティス・メイフィールドが、ベトナム戦争後の73年に発信したソロ5枚目『BACK TO THE WORLD』から。後にハービー・ハンコックがカヴァーし、先駆的ヒップホップ・アルバム『FUTURE SHOCK』のタイトルとした。咽ぶようなギター・プレイは、まるきり初期山下達郎の世界。
そしてREVIVE ONEは、先頃、ライヴ活動からの引退を表明したアレサ・フランクリンの歴史的名ライヴ盤『ARETHA LIVE AT FILLMORE WEST』から、スティヴン・スティルス、サイモン&ガーファンクルの名曲カヴァーを続けて。録音場所となったサンフランシスコのフィルモア・ウエストは、ニューヨークのフィルモア・イーストと対をなすロック系のハコで、かの名プロモーター:ビル・グレアムの主宰。よってこの時のオーディエンスは白人中心が予想され、レパートリーにもビートルズやブレッド、そしてこのサイモン&ガーファンクルなど、ポップ/ロック系の楽曲が多く選ばれた。でもそこにソウル・フィーリングを注入し、半ば力技で自分のフィールドへ持っていくのがアレサ流。<明日に架ける橋>はその真骨頂と言える。キング・カーティス(sax)、ビリー・プレストン(organ)に、ザ・キングピンズの面々(コーネル・デュプリー、バーナード・パーディ、ジェリー・ジェモットら)のプレイにも注目をすべし。もちろんプロデュースは、ジェリー・ウェクスラーとアリフ・マーディンだ。後にCD2枚組デラックス・エディション、CD4枚組の完全版が出ている。
※ 60〜70年代 ソウル/ニュー・ソウル特集
M1 : Lovely Day / Bill Withers 【選曲 : 金澤】
M2 : A Change Is Gonna Come / Sam Cooke 【選曲 : 竹内】
M3 : Future Shock / Curtis Mayfield 【選曲 : 金澤】
M4 : Try A Little Tenderness / Otis Redding 【選曲 : 竹内】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《金澤寿和の愛聴盤》ARETHA FRANKIN 『ARETHA LIVE AT FILLMORE WEST』(71年)
M5 : Love The One You’re With(愛への讃歌)/ Aretha Franklin
M6 : Bridge Over Troubled Water (明日に架ける橋)/ Aretha Franklin
《竹内孝幸の愛聴盤》 MARVIN GAYE『WHAT'S GOING ON』(71年)
M7 : What’s Going On / Marvin Gaye (mono)
M8 : Mercy Mercy Me (The Ecology) / Marvin Gaye
カナザワ選曲分の楽曲解説。
1曲目はビル・ウィザース、77年の人気作『MENAGERIE』からのレア・グルーヴ〜フリーソウル人気曲。リアルタイムでもR&Bチャート6位、全米ポップ・チャートでもトップ30入りしている。作曲はウィザース自身と、アース・ウインド&ファイアーなどにヒットを提供したスキップ・スカボロウ。レイ・パーカーJr.(g)も参加している。
3曲目は、社会派ソウル・シンガー:カーティス・メイフィールドが、ベトナム戦争後の73年に発信したソロ5枚目『BACK TO THE WORLD』から。後にハービー・ハンコックがカヴァーし、先駆的ヒップホップ・アルバム『FUTURE SHOCK』のタイトルとした。咽ぶようなギター・プレイは、まるきり初期山下達郎の世界。
そしてREVIVE ONEは、先頃、ライヴ活動からの引退を表明したアレサ・フランクリンの歴史的名ライヴ盤『ARETHA LIVE AT FILLMORE WEST』から、スティヴン・スティルス、サイモン&ガーファンクルの名曲カヴァーを続けて。録音場所となったサンフランシスコのフィルモア・ウエストは、ニューヨークのフィルモア・イーストと対をなすロック系のハコで、かの名プロモーター:ビル・グレアムの主宰。よってこの時のオーディエンスは白人中心が予想され、レパートリーにもビートルズやブレッド、そしてこのサイモン&ガーファンクルなど、ポップ/ロック系の楽曲が多く選ばれた。でもそこにソウル・フィーリングを注入し、半ば力技で自分のフィールドへ持っていくのがアレサ流。<明日に架ける橋>はその真骨頂と言える。キング・カーティス(sax)、ビリー・プレストン(organ)に、ザ・キングピンズの面々(コーネル・デュプリー、バーナード・パーディ、ジェリー・ジェモットら)のプレイにも注目をすべし。もちろんプロデュースは、ジェリー・ウェクスラーとアリフ・マーディンだ。後にCD2枚組デラックス・エディション、CD4枚組の完全版が出ている。