
相変わらず訃報が多い。大物だからとかマニアックな存在だからとか、確かに影響力の面では差はあれど、ヒト一人の命の重みには変わりがない。震災関連の追悼番組やトピックが多い中で誰かの訃報に接すると、何ともやるせない気持ちになるが、一方で知り合いがお誕生日に家族でディナー、なんて話を聞くと、思わずホッコリ。今更ながらに “絆” の重さ、ありがたさをヒシと感じてみたり…。
さて、今日お届けしなければならないのは、シスター・スレッジの次女ジョニの訃報。シスター・スレッジというと、四女キャシーが現在独立してソロで活動しており、残った3人で看板を背負っている。その中で中心にいたのが、このジョニだそうだ。カナザワ的には姉妹個々に積極的興味はなく、ファミリー・グループとしての聴いてきたに過ぎないので、ジョニの名前も初めて意識したくらい。でも気づいたらほとんどのアルバムを揃えていたので、それなりの馴染み感はある。もちろんその筆頭は、ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ制作による『WE ARE FAMILY』。タイトル曲は79年にR&B首位/POP2位の大ヒット。以後、人々の結束を図る時のテーマ・ソングのようにも使われた。 シック来日時のライヴ定番曲でもあるな。
上掲『ALL AMERICAN GIRLS』は、2作続いたシック制作アルバムの後を受けた81年の作品。タイトル曲がR&B3位まで上昇した。プロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデン。彼がズンズン上昇機運に乗っていた頃のイケイケ・ダンス・サウンドが聴ける。カナザワ的には、シック関連の2作にも匹敵するアルバムかと。シスター・スレッジはその後ジョージ・デュークにもプロデュースを仰ぐワケで、意外にもブラック・ミュージック好きには避けて通れぬ存在なのだ。
ジョニは3月10日、米アリゾナ州フェニックスの自宅で死去。死因は未発表。享年60歳。上掲ジャケでは一番左が Joni。
Rest in Peace...
上掲『ALL AMERICAN GIRLS』は、2作続いたシック制作アルバムの後を受けた81年の作品。タイトル曲がR&B3位まで上昇した。プロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデン。彼がズンズン上昇機運に乗っていた頃のイケイケ・ダンス・サウンドが聴ける。カナザワ的には、シック関連の2作にも匹敵するアルバムかと。シスター・スレッジはその後ジョージ・デュークにもプロデュースを仰ぐワケで、意外にもブラック・ミュージック好きには避けて通れぬ存在なのだ。
ジョニは3月10日、米アリゾナ州フェニックスの自宅で死去。死因は未発表。享年60歳。上掲ジャケでは一番左が Joni。
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