FOREIGNER / FOREIGNER
週明け恒例、カナザワが出演している高音質デジタル・ラジオ:TS-ONEのプログラム『PREMIUM ONE』のご紹介、今週は訃報あり、ライヴあり、プライベートのドタバタあり、で、スッカリ忘れておりました。ちなみに17日現在、確定申告終わってません…
週明け恒例、カナザワが出演している高音質デジタル・ラジオ:TS-ONEのプログラム『PREMIUM ONE』のご紹介、今週は訃報あり、ライヴあり、プライベートのドタバタあり、で、スッカリ忘れておりました。ちなみに17日現在、確定申告終わってません…
【 3月13日〜3月19日まで放送分のPLAY LIST 】
M1 : いま春? / 古澤良治郎とLee Oskar 【選曲 : 竹内】
M2 : Wuthering Heights(嵐ヶ丘)/ Kate Bush 【選曲 : 金澤】
M3 : My Road / Lee Oskar 【選曲 : 竹内】
M4 : Taken In / Mike + The Mechanics 【選曲 : 金澤】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《竹内孝幸の愛聴盤》 RONNIE FOSTER『DELIGHT』(79年)
M5 : Argentina / Ronnie Foster
M6 : Let Me In Your LIfe / Ronnie Foster
《金澤寿和の愛聴盤》 FOREIGNER『FOREIGNER(栄光の旅立ち)』(77年)
M7 : Feels Like The First Time / Foreigner
M8 : I Need You / Foreigner
今週は特にテーマは設けず、というコトだったが、相方:竹内氏は春っぽさを感じさせる楽曲/アルバムをセレクト。古澤良治郎とLee Oskar『あの頃』は、カナザワも「4月になったら持ってこよう」と思っていた人間味溢れる隠れ名盤で、見事に先を越された。対してカナザワは、三寒四温という季節をイメージして、凛とした空気の中に癒しや温かみを感じさせる英国産楽曲をチョイス。
まずは、14年にロンドンで行われた35年ぶりの舞台がライヴ・アルバム化されて話題になっているケイト・ブッシュ。78年に発表され、全英No.1ヒットとなったこの曲は、ケイトが16歳の時に書いたもの。それを見出したのが、ピンク・フロイドのギタリスト:デヴィッド・ギルモアだったというのは、今や有名なエピソードだ。演奏陣はアラン・パ^ソンズ・プロジェクト周辺人脈。タイトル通り小説『嵐が丘』がモチーフだが、実際はTVドラマ化の際にインスパイアされたそうだ。
カナザワ2曲目は、ジェネシスのマイク・ラザフォードによる別働隊:マイク&ザ・メカニクスのヒット・チューン。メカニクスはシンガーのポール・キャラック、ポール・ヤング(元サッド・カフェ)をツー・トップに据えたプロジェクトで、<Silent Running>や<All You Need Is A Miracle>は全米トップ5に絡むヒット。でも、より深遠な英国テイストが感じられるのは、全米32位止まりだったコチラだ。リード・ヴォーカルはポール・ヤング。
そしてアルバムを紹介するRevive Oneでは、春は旅立ちの季節でも…、というコトから、フォリナーのデビュー・アルバムを。彼らは元スプーキー・トゥースのミック・ジョーンズ、元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルド、元イフのデニス・エリオットといった英国勢と、ルー・グラム(元ブラック・シープ)ら若手米国勢、計6人で結成。極めて均整のとれたサウンドを提示し、産業ロック・シーンの推進役となった。「産業ロック」という言葉を忌み嫌う音楽ファンは少なくないが、自分はむしろ、開き直って使っている。この言葉には、“売れセン狙いの大衆迎合主義” というネガティヴなイメージがあるからだが、自分は “思い通りにヒットが出るほどシーンは甘くない。狙って作れるなら作ってみな” という気持ちがあるのだ。学校の成績で言えば、オール4、全科目80点以上を取るコトの難しさ。普通ロック・バンドというのは、体育とか美術とか、1科目だけ優秀で他はペケ、というタイプである。それでいてこの時代の産業ロック・グループは、ちゃんと自身のシグネイチャーまで持っている。そのフォロワーたるメロディック・ロックになると、一様に個性に乏しく、世界に通用するほどのメロディ・センスもない。故に、産業ロック万歳!!なのだ。その中でもフォリナーは、フェイヴァリットのひとつなのである。
そして今夜は、ジャンク・フジヤマや Fire Horns が所属するマネージメント:オフィス・ミルミルのフェスティヴァルへ。有望なバンドもあったけど、さすがに4時間立ちっぱなしは、オッサンには堪えました…
M1 : いま春? / 古澤良治郎とLee Oskar 【選曲 : 竹内】
M2 : Wuthering Heights(嵐ヶ丘)/ Kate Bush 【選曲 : 金澤】
M3 : My Road / Lee Oskar 【選曲 : 竹内】
M4 : Taken In / Mike + The Mechanics 【選曲 : 金澤】
◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
《竹内孝幸の愛聴盤》 RONNIE FOSTER『DELIGHT』(79年)
M5 : Argentina / Ronnie Foster
M6 : Let Me In Your LIfe / Ronnie Foster
《金澤寿和の愛聴盤》 FOREIGNER『FOREIGNER(栄光の旅立ち)』(77年)
M7 : Feels Like The First Time / Foreigner
M8 : I Need You / Foreigner
今週は特にテーマは設けず、というコトだったが、相方:竹内氏は春っぽさを感じさせる楽曲/アルバムをセレクト。古澤良治郎とLee Oskar『あの頃』は、カナザワも「4月になったら持ってこよう」と思っていた人間味溢れる隠れ名盤で、見事に先を越された。対してカナザワは、三寒四温という季節をイメージして、凛とした空気の中に癒しや温かみを感じさせる英国産楽曲をチョイス。
まずは、14年にロンドンで行われた35年ぶりの舞台がライヴ・アルバム化されて話題になっているケイト・ブッシュ。78年に発表され、全英No.1ヒットとなったこの曲は、ケイトが16歳の時に書いたもの。それを見出したのが、ピンク・フロイドのギタリスト:デヴィッド・ギルモアだったというのは、今や有名なエピソードだ。演奏陣はアラン・パ^ソンズ・プロジェクト周辺人脈。タイトル通り小説『嵐が丘』がモチーフだが、実際はTVドラマ化の際にインスパイアされたそうだ。
カナザワ2曲目は、ジェネシスのマイク・ラザフォードによる別働隊:マイク&ザ・メカニクスのヒット・チューン。メカニクスはシンガーのポール・キャラック、ポール・ヤング(元サッド・カフェ)をツー・トップに据えたプロジェクトで、<Silent Running>や<All You Need Is A Miracle>は全米トップ5に絡むヒット。でも、より深遠な英国テイストが感じられるのは、全米32位止まりだったコチラだ。リード・ヴォーカルはポール・ヤング。
そしてアルバムを紹介するRevive Oneでは、春は旅立ちの季節でも…、というコトから、フォリナーのデビュー・アルバムを。彼らは元スプーキー・トゥースのミック・ジョーンズ、元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルド、元イフのデニス・エリオットといった英国勢と、ルー・グラム(元ブラック・シープ)ら若手米国勢、計6人で結成。極めて均整のとれたサウンドを提示し、産業ロック・シーンの推進役となった。「産業ロック」という言葉を忌み嫌う音楽ファンは少なくないが、自分はむしろ、開き直って使っている。この言葉には、“売れセン狙いの大衆迎合主義” というネガティヴなイメージがあるからだが、自分は “思い通りにヒットが出るほどシーンは甘くない。狙って作れるなら作ってみな” という気持ちがあるのだ。学校の成績で言えば、オール4、全科目80点以上を取るコトの難しさ。普通ロック・バンドというのは、体育とか美術とか、1科目だけ優秀で他はペケ、というタイプである。それでいてこの時代の産業ロック・グループは、ちゃんと自身のシグネイチャーまで持っている。そのフォロワーたるメロディック・ロックになると、一様に個性に乏しく、世界に通用するほどのメロディ・センスもない。故に、産業ロック万歳!!なのだ。その中でもフォリナーは、フェイヴァリットのひとつなのである。
そして今夜は、ジャンク・フジヤマや Fire Horns が所属するマネージメント:オフィス・ミルミルのフェスティヴァルへ。有望なバンドもあったけど、さすがに4時間立ちっぱなしは、オッサンには堪えました…
全くその通りだと思います。そんなに簡単なら、取り敢えず売れて金を掴んでから好きなことをすれば良い訳ですから。
そのうちAORのように産業ロックも再評価が進むと思います。