
3連休に突入して、ようやく確定申告書完成。アチラに届くのは週明けだから、6日遅れになるのか…。例年2〜3日遅れで済むのだけど、今年はバタバタ続きで集計が捗らず…。でも3月15日締切というのは、実はあくまでアチラの都合の努力義務みたいなモノ。自分の仲間には、毎年原稿締切に余裕ができるゴールデン・ウィークに集計して申告してるツワモノもいる。ま、貧乏ライターゆえの還付申請だから目こぼしされてるだけかもしれないが…


さて、申告の集計をしながら繰り返し聴いていたのは、作詞家:売野雅勇の活動35周年記念盤『真夏のイノセンス』。コピーライターやファッション誌編集長を経て、81年、シャネルズへの歌詞提供で作詞家デビューした売野氏。翌年、中森明菜<少女A>のヒットを生み、チェッカーズや郷ひろみ、近藤真彦、田原俊彦、河合奈保子、シブがき隊などに歌詞を提供して、80年代のアイドル・シーンを支えた。その後は矢沢永吉や坂本龍一、SMAP、森進一など作品枠を広げ、さらに映画・演劇にもフィールドを拡大。その売野作品の80年代代表曲を、今ドキのシティ・ポップス・スタイルでカヴァーするという好企画盤がコレだ。
収録曲は以下の通り。
1. 真夏のイノセンス / 杉山清貴 (新曲)
2. アクアマリンのままでいて / ミズノマリ(paris match)
3. 最後のHoly Night / 武田カオリ
4. 愛は心の仕事です / 一十三十一
5. め組のひと / 中田裕二
6. シンデレラたちへの伝言 / 中島愛
7. 禁区 / なかの綾
8. 星屑のステージ / 光永亮太
9. Say Yes! / ナツ・サマー
10. 夏のクラクション / 伊藤俊吾 (キンモクセイ)
11. 2億4千万の瞳 / Rio
決して名の通っているシンガーで固めたワケじゃなく、まだウブな新人やインディーズのアーティストも多数。偶然にも、面識があったり一緒に飲みに行ったこともあるシンガーが複数含まれているが、それぞれのキャスティングに必然性が感じられ、誰もが知ってるポピュラリティーの高い楽曲にまったくの新風を吹き込んだ。そうした意味では、新川博、小倉泰治、林有三といったアレンジャー陣の貢献絶大。新川さん編曲の<アクアマリンのままでいて>のボサノヴァ版は、まさに技アリのトラックといえる。
特に良かったのは、女性シンガーたちが歌った楽曲。とりわけミズノマリちゃんや一十三十一ちゃんのクールに突き放したようなヴォーカルがサイコーで。物憂げに淡々と歌うことで、逆に歌詞のコトバのひとつひとつがクッキリと浮かび上がり、心の琴線に触れてきた。春を前に何故か神経過敏になっているカナザワには、それこそちょっと響きすぎるくらいに…
もしかして、花粉症の始まりですかネ
また、クラブ人気が高い なかの綾や、ハスキー・ヴォイスの男性シンガー・ソングライター:Rioといった個性派の歌いっぷりも見事で。もちろん、我らがナツ・サマーちゃんの素直な歌声にも惹かれました。
…にしても、ジャケにあしらわれた昔の浅野温子のカッコ良さたるや
このアルバム用に売野=林哲司コンビが書き下ろした素晴らしい新曲の、言わばイメージ・キャラクターなのだろう。個人的にはもっとキュートな女性が好みだけど、この頃は彼女のようなパリッとしたヒトが持て囃されてたなぁ〜(遠い目)。
収録曲は以下の通り。
1. 真夏のイノセンス / 杉山清貴 (新曲)
2. アクアマリンのままでいて / ミズノマリ(paris match)
3. 最後のHoly Night / 武田カオリ
4. 愛は心の仕事です / 一十三十一
5. め組のひと / 中田裕二
6. シンデレラたちへの伝言 / 中島愛
7. 禁区 / なかの綾
8. 星屑のステージ / 光永亮太
9. Say Yes! / ナツ・サマー
10. 夏のクラクション / 伊藤俊吾 (キンモクセイ)
11. 2億4千万の瞳 / Rio
決して名の通っているシンガーで固めたワケじゃなく、まだウブな新人やインディーズのアーティストも多数。偶然にも、面識があったり一緒に飲みに行ったこともあるシンガーが複数含まれているが、それぞれのキャスティングに必然性が感じられ、誰もが知ってるポピュラリティーの高い楽曲にまったくの新風を吹き込んだ。そうした意味では、新川博、小倉泰治、林有三といったアレンジャー陣の貢献絶大。新川さん編曲の<アクアマリンのままでいて>のボサノヴァ版は、まさに技アリのトラックといえる。
特に良かったのは、女性シンガーたちが歌った楽曲。とりわけミズノマリちゃんや一十三十一ちゃんのクールに突き放したようなヴォーカルがサイコーで。物憂げに淡々と歌うことで、逆に歌詞のコトバのひとつひとつがクッキリと浮かび上がり、心の琴線に触れてきた。春を前に何故か神経過敏になっているカナザワには、それこそちょっと響きすぎるくらいに…


また、クラブ人気が高い なかの綾や、ハスキー・ヴォイスの男性シンガー・ソングライター:Rioといった個性派の歌いっぷりも見事で。もちろん、我らがナツ・サマーちゃんの素直な歌声にも惹かれました。
…にしても、ジャケにあしらわれた昔の浅野温子のカッコ良さたるや
