greg mathieson project
何だかクサクサしたことばかり続いている昨今なので、ココは一発ウサ晴らしでハード・ロックでも、と思っていたら、何と昨年の台風による北海道産ジャガイモ不作の影響で、これからしばらくポテトチップスが品薄になるとか… それを知って思わず手に取ったのがコレ。AORファン、フュージョン・ファン、特にTOTO好きには避けて通れぬグレッグ・マティソン・プロジェクト『BAKED POTATO SUPER LIVE!』を大爆音で…。録音場所となったベイクド・ポテトは、言わずと知れたノース・ハリウッドのライヴ・ヴェニュー。音符を持ったおジャガがトレードマークで、そのネオンサインの写真を使った再発盤もあったが、やはりこのジャガイモ風巨石ジャケットが定番ということで。

ラリー・カールトンのバンドで重責を担い、アレンジャー/プロデューサーとしても活躍していたグレッグ・マティソン(kyd)が、TOTOのスティーヴ・ルカサー(g)及びジェフ・ポーカロ(ds)、クルセイダーズ時代からカールトンに近いロバート・ポップウェル(b)を従えて作ったライヴ・アルバム。レコーディングは81年12月中旬。エンジニアをジェイ・グレイドンが担当したことでも注目された。

当時、人気絶頂だったルカサーやジェフのライヴが聴ける作品はほとんどなく、しかも歌ナシのインスト。当然、自由奔放なアドリブ・ソロやライヴならではの激しいインタープレイに注目が集まった。とはいえ、ルカサーが実際に弾きまくる楽曲は、スターターの<Bomp Me>など、ごく一部。この頃のルカサーは全体的にアンサンブル重視で、後年ほど弾きまくらず、あまりハメを外さない。若いファンはそこが物足りなく思うのだろうが、スタジオ・ギタリストとしてのルークに魅せられた世代としては、暴れかけてもシッカリ抑制を利かせる姿こそ真骨頂だと思っている節がある。もちろんジェフのライヴ・ドラムが聴ける作品として、とても貴重なのは言うまでもない。

ところで、ポテチの品薄問題。

何ぜ、自分が小学校に上がった頃、友人宅で初めて食したポテチの美味しさに感動したことが未だに忘れられないカナザワである、買い占めにでも遭って、手に入らなくなったら困るのだ… そういえば、最初に太り始めたのも意外なコトに大学受験期。普通なら睡眠不足で痩せそうなのに、毎晩夜食代わりにポテチ1袋を食べ、コーラのホームサイズ500mlを飲んでいたので逆に太った。しかも袋を開けたら、なくなるまで止まらない。さすがに今はそんなに食べないけど、やっぱり家には常にストックがあり、昼飯にカップヌードルしかない、なんて時に食したりする… それで代わりにジムに通っているのだよ

でも最近のコンビニって、いろいろな風味がついてるポテチ、あるでしょ? 梅とか昆布とか明太子とか。実はアレが大っ嫌いで、完全に邪道だと思ってる 中でもチョコ系とかバナナ味といった甘い系は苦手。だったらそれを別に食えばヨイじゃんか、と ポテチは塩味系、せいぜい七味やガーリックまでだよな、というのが個人的見解。でも最近は、表面が油っぽくない厚切りや山切りカットのポテチにラヴなのだけど。

そんなコト書いていたら、ちょっと不安になってきたから、明日スーパーにでも行って買い出して来ようかな!