
昨夜はお声掛け戴いてた『Chasin' the 80s Classic』の発刊記念イベント@新宿カブキラウンジ に、締切ブっちぎって顔出し。さすが JAMさん、トイレにも行けぬほどの動員で、しこたまビックリ

アルフォンス・ムゾーンといえば、最近は70年代半ばにブルーノートへ残したソウル・ジャズ系のアルバムのCD化が進んでいる。中にはトミー・ボーリン、ジェイ・グレイドン、リー・リトナーというタイプの異なるギタリストと渡り合うアルバムもあったけれど、カナザワ的に大好きなのは、80年代初頭に Pausaから発表した『BY ALL MEANS』(80年)と『MORNING SUN』(81年)の2枚。どちらも当時のクロスオーヴァー/フュージョンの魅力をたっぷり詰め込んだ作品で、クルセイダーズのようなノリの良さに、親しみやすいメロディと丁々発止のインタープレイを上乗せした傑作なのだ。そのメロウなテイストは現行スムーズ・ジャズにも通じるけれど、ただ雰囲気だけじゃ終わらず、手に汗握るような演奏の醍醐味を見せつける。そんな中に、件の歌モノがあった。
とにかく凄まじいのが、ハービー・ハンコックのピアノ・ソロ。それに呼応するかのように、マイケル・ブレッカーが渾身のテナー・ソロを披露している。またリー・リトナーのギターも然ることながら、ポール・ジャクソンJr.のギター・カッティングが抜群に気持ち良くて。確かカナザワが彼に注目するようになったのも、この2枚のスタイリッシュなリズム・ギターに魅せられたのがキッカケだったと思う。
他にもシーウインド・ホーンズ、ヒューバート・ロウズ(flute)、フレディ・ハバード(flugel-horn)、ネイザン・イースト/スコット・エドワーズ(b)らが参加。過不足のない、しなやかな好演を聴かせてくれる。ムゾーンのドラミング自体は、ちょっとドカドカしたビリー・コブハム・タイプのそれだけど、意外なコトに作編曲のセンスがイイんだろうな。そして、その楽曲をソウル/R&B系のイベントでプレイするJAMさんのセンスにも、また脱帽なのでありました。
とにかく凄まじいのが、ハービー・ハンコックのピアノ・ソロ。それに呼応するかのように、マイケル・ブレッカーが渾身のテナー・ソロを披露している。またリー・リトナーのギターも然ることながら、ポール・ジャクソンJr.のギター・カッティングが抜群に気持ち良くて。確かカナザワが彼に注目するようになったのも、この2枚のスタイリッシュなリズム・ギターに魅せられたのがキッカケだったと思う。
他にもシーウインド・ホーンズ、ヒューバート・ロウズ(flute)、フレディ・ハバード(flugel-horn)、ネイザン・イースト/スコット・エドワーズ(b)らが参加。過不足のない、しなやかな好演を聴かせてくれる。ムゾーンのドラミング自体は、ちょっとドカドカしたビリー・コブハム・タイプのそれだけど、意外なコトに作編曲のセンスがイイんだろうな。そして、その楽曲をソウル/R&B系のイベントでプレイするJAMさんのセンスにも、また脱帽なのでありました。