woddyfunk

現行のR&Bシーン最前線とはスッカリ距離ができてしまったカナザワだけど、70〜80年代エッセンスを持ったサウンドにはやはり反応してしまう。そこで日本から世界に飛び出した、このWODDYFUNK のトークボックス10周年記念というベスト・セレクション。デジタル・リリースが続いたせいか、アルバム・リリースとしては3年ぶりとなるそうだ。

何度となく米国ツアーをして回り、多くのレジェンダリーなファンク・アクトと共演してきた トークボックスの女王。ZAPPのジャパン・ツアーでの彼女を観て、「オォ〜」と唸った人も少なくないであろう。ベスト盤の体裁ながら、実質その内容は未発表ヴァージョンやリミックスなどが多く収録されていて、全14曲中12曲が初CD化。 マイケル・ジャクソン<Butterflies>、テディ・ライリー/ガイの<My Funtasy>、TLCのカヴァー<What About Your Friens>、P-FUNK<Disco To Go>に加え、monolog & T-Groove が手掛けたルーファス&チャカ・カーンの<Ain't Nobody>も。monolog & T-Groove コンビは、ウッディファンク作<Mr.DJ>、それに<Get The Party Started>のリミックスも仕掛けていて、相性の良さをアピールしている。

またオープナー<Sweet Soul Music>は、故ロジャー ・トラウトマン&ザップのオリジナル・メンバー:バッド・ボビー・グローヴァーをフィーチャー。同じくザップのグレッグ・ジャクソンとのコラボレイト<Dance And Get Your Funky On>も。これまでCDでは出ていなかった、国内外のこの手の人気ミュージシャンたちとの共演をテンコ盛りにしている。

最近のチャートを賑わせているR&Bやヒップホップ・ソウルには まず反応しない(できない?)カナザワだけど、この手のノリだと勝手に腰が浮いちゃいます(でも腰痛がッ