ole_steppin out

オーレ・ブールードの14年作、通算4作目(ベスト盤や幼少期の作品は除く)になる『STEPPING UP』が、日本で初アナログ化実現。これでグリーンの川平(慈英)ジャケの3作目『KEEP MOVIN'』、最新作『OUTSIDE THE LIMIT』と、全5作中3枚がアナログ・リリースされることになる。ただどれも日本からでは入手しにくいのがタマに傷で、『KEEP MOVIN'』はもうレア盤状態。故に日本制作の今回、興味のある方はシッカリとゲットして欲しいと思う。

この『STEPPING UP』は、それまでに日本に紹介された2作よりも、若干おとなしめのイメージがある。ノリの良いファンク系ナンバーが少なく、比較的なアダルティーなメロウ・チューンが多めだからだ。それに代わってスティーリー・ダン〜ペイジス・マナーが顕著に現われていたりして、AORフリークには好ましい傾向がある。バンド・サウンドを標榜しながら、ギターとベースはすべてオーレ自身の演奏。更に鍵盤も手掛けていて、マルチ・ミュージシャン色が強い。キャリアを俯瞰して見れば、特に大きな変化を感じるコトはないだろうが、一方にデス・メタル方面での活動もあった時期なので、そうしたオーレの全キャリアの中でのバランス感覚が現れているのかもしれない。

今、改めてアナログ盤で振り返ってみるのも良き時期かも。

アナログのゲットは以下から。
JET SET
Disk Union
タワーレコード