

今井優子のPV撮影からの、OPUS『1ST ALBUM RELEASE LIVE』@目黒Blues Alley Japan。業界のパイセンS氏がドラム兼バンマスの金本聖潤クンとお知り合い、ということで、「是非 観て欲しいシティポップ・バンドがある」とのお誘い。調べてみたら、自分も youtubeでチェックしていたバンドで、しかもサポート・ギタリストが今井優子のレコーディングやインストア・ライヴでお世話になった杉村謙心クン。すれ違いで面識はなかったが、彼がやぱりサポート参加していたMore Than Paradiseのライヴを1年前に同じBlues Alley Japanで観ていて、「まだ学生なのに、スゴイのが出てきたな」と注目していた。そんなこんなで勝手に縁(えにし)を感じつつ、イソイソと…。
行ってみれば、なんとビックリ、初めて自主制作CDを出したばかりだというのに、ほぼほぼフルハウス。しかも普段のBlues Alleyの客層より、確実に若い世代が中心。シティポップ・ブームの浸透とともに、youtubeの波及効果の大きさをヒシと感じさせられた。
ここでは OPUS お初の方も多いと思うので、彼らのサイトからの抜粋で簡単にプロフィールを。
2019年6月に東京で結成されたシティポップ〜AORバンド4人組。ジャズやファンクなど、様々な音楽的バックグラウンドを持つ。20年2月にオリジナル<銀灰色の記憶>を発表。コロナ禍突入をキッカケに定期的な動画アップロードを始め、現在チャンネル登録者数は12,000人を超える。特にシティポップ系のカヴァー動画は高い評価を得ていて、泰葉<フライディ・チャイナタウン>のカヴァー動画は、既に再生回数43万回に到達している。実はドラムの金本クンは、“手数王” 故・菅沼孝三の弟子の一人で、川口千里ちゃんや坂東慧、SATOKOの後輩に当たる。ヴォーカルSAKIはシンガー・ソングライターとして、別名でソロの弾き語りライヴなどやっているとか。道理で立居振舞いが堂々としているワケだ。他にメンバーは、アレンジ面で手腕を発揮する佐々木毬奈 (kyd)、珍しいことにベース・ギターのみならずステージでシンセ・ベースも弾いちゃう柏木"kathy"利哉の4人。もう一人のサポート・メンバーである栗山寮子は、本来ジャズ・ピアニストなのだとか。
壮大なイントロに導かれたステージのスターターは、なんと角松敏生<Yokohama Twilight Time>のカヴァー。そしてシュガー・ベイブ<Down Town>へ。この2曲、同じシティポップ・チューンでも解釈が全然違っていて、角松ナンバーはほぼコピー、<Down Town>は最初はそうだと気づかないくらい、思い切ったアレンジが施されている。続いて矢野顕子<David>、松原みき<真夜中のドア〜Stay with Me>、更に竹内まりや<Oh No Oh Yes>と<プラスチック・ラヴ>を続けて。この辺りも原曲に忠実なレパートリーと、程よくアレンジした楽曲があり、個人的にはシットリ仕上げの<Oh No Oh Yes>にグッ
ときた。ヴォーカルは素直な声質なので、カヴァーはこうしたのが一番似合うみたい。<プラスチック・ラブ>はタイトなボトムを強調しすぎたか、上モノが少し薄い気がしたけれど、ドラムの片手16ビートの鬼キープを演り切っただけでスバラシィ〜
今やすっかり世界的なシティポップ定番になった<プラスチック・ラブ>だけれど、この曲をオリジナルのBPMでプレイするのは、並み居る名手たちでも手こずるほど難しい。16ビートを両手で刻んだり、8ツ打ちでごまかしてしまうと、グルーヴの細かいニュアンスが出ないのだ。それを「頑張って叩いてるなぁ〜」と思っていたら、MCでそのエピソードを話していて、思わず苦笑。その後、タツローさん<Love Space>も歌われたが、さすがにジャンクフジヤマのヴァージョンを聴き慣れている身には、ちょっと物足りないかな。それでも充分にクオリティは高いけど。
インターヴァル後の2ndは、オリジナル・ナンバーばかりで固めたステージ。ハッキリ言って、こっちの方がOPUSとしての魅力がよく現れている。演奏スキルはもう備わっているから、初CDを出し、念願だったというBlues Alley出演を果たして、これから何処を目指していくのか、そこが問われるコトになる。今のシティポップ・ブーム、その音楽的中身は既に支離滅裂になってきて、売る側がニューカマーを無理繰りそこに突っ込んでいるケースもあれば、安直なカヴァーも氾濫している。その中でOPUSは正調シティポップを標榜し、しかもそれを相応の技術を持った生のバンド・サウンドで構築する。音源の完成度は高くても、同期を使わないとライヴで再現できない、そんな連中が多い中、彼らの活動スタンスこそ高く評価したい。
…とはいえ、まだ自主制作で1作目を出したばかり。出来はかなりのモンだと思うけど、まだ未整理の部分があるし、しっかりしたヴォーカル・ディレクションを施せば、もっともっと良くなる。そういう伸びシロを感じさせてくれるグループだ。それに、もうそろそろシティポップのコピーは抑えていいタイミングだろう。<プラスチック・ラブ>じゃないけど、それこそオリジナルに比較されて要らんことを言われるだけ。自分たちのアーティキュレイションを提示するような、ユニークなリメイクだけに絞ってイイと思う。ご新規ファンの入り口やファン・サーヴィスにはなっても、将来を見越せば、自分たちのトライアルを優先してイイと思うな。これからの彼らに必要なのは、きっと理解のあるプロデューサー。何れにせよ、思い切り将来が楽しみなバンドに出会えたな。
CDのお求めは以下から。
https://opuscitypop.thebase.in/items/69588866
OPUS youtube channel
https://www.youtube.com/@OPUSTube
ここでは OPUS お初の方も多いと思うので、彼らのサイトからの抜粋で簡単にプロフィールを。
2019年6月に東京で結成されたシティポップ〜AORバンド4人組。ジャズやファンクなど、様々な音楽的バックグラウンドを持つ。20年2月にオリジナル<銀灰色の記憶>を発表。コロナ禍突入をキッカケに定期的な動画アップロードを始め、現在チャンネル登録者数は12,000人を超える。特にシティポップ系のカヴァー動画は高い評価を得ていて、泰葉<フライディ・チャイナタウン>のカヴァー動画は、既に再生回数43万回に到達している。実はドラムの金本クンは、“手数王” 故・菅沼孝三の弟子の一人で、川口千里ちゃんや坂東慧、SATOKOの後輩に当たる。ヴォーカルSAKIはシンガー・ソングライターとして、別名でソロの弾き語りライヴなどやっているとか。道理で立居振舞いが堂々としているワケだ。他にメンバーは、アレンジ面で手腕を発揮する佐々木毬奈 (kyd)、珍しいことにベース・ギターのみならずステージでシンセ・ベースも弾いちゃう柏木"kathy"利哉の4人。もう一人のサポート・メンバーである栗山寮子は、本来ジャズ・ピアニストなのだとか。
壮大なイントロに導かれたステージのスターターは、なんと角松敏生<Yokohama Twilight Time>のカヴァー。そしてシュガー・ベイブ<Down Town>へ。この2曲、同じシティポップ・チューンでも解釈が全然違っていて、角松ナンバーはほぼコピー、<Down Town>は最初はそうだと気づかないくらい、思い切ったアレンジが施されている。続いて矢野顕子<David>、松原みき<真夜中のドア〜Stay with Me>、更に竹内まりや<Oh No Oh Yes>と<プラスチック・ラヴ>を続けて。この辺りも原曲に忠実なレパートリーと、程よくアレンジした楽曲があり、個人的にはシットリ仕上げの<Oh No Oh Yes>にグッ
ときた。ヴォーカルは素直な声質なので、カヴァーはこうしたのが一番似合うみたい。<プラスチック・ラブ>はタイトなボトムを強調しすぎたか、上モノが少し薄い気がしたけれど、ドラムの片手16ビートの鬼キープを演り切っただけでスバラシィ〜
今やすっかり世界的なシティポップ定番になった<プラスチック・ラブ>だけれど、この曲をオリジナルのBPMでプレイするのは、並み居る名手たちでも手こずるほど難しい。16ビートを両手で刻んだり、8ツ打ちでごまかしてしまうと、グルーヴの細かいニュアンスが出ないのだ。それを「頑張って叩いてるなぁ〜」と思っていたら、MCでそのエピソードを話していて、思わず苦笑。その後、タツローさん<Love Space>も歌われたが、さすがにジャンクフジヤマのヴァージョンを聴き慣れている身には、ちょっと物足りないかな。それでも充分にクオリティは高いけど。
インターヴァル後の2ndは、オリジナル・ナンバーばかりで固めたステージ。ハッキリ言って、こっちの方がOPUSとしての魅力がよく現れている。演奏スキルはもう備わっているから、初CDを出し、念願だったというBlues Alley出演を果たして、これから何処を目指していくのか、そこが問われるコトになる。今のシティポップ・ブーム、その音楽的中身は既に支離滅裂になってきて、売る側がニューカマーを無理繰りそこに突っ込んでいるケースもあれば、安直なカヴァーも氾濫している。その中でOPUSは正調シティポップを標榜し、しかもそれを相応の技術を持った生のバンド・サウンドで構築する。音源の完成度は高くても、同期を使わないとライヴで再現できない、そんな連中が多い中、彼らの活動スタンスこそ高く評価したい。
…とはいえ、まだ自主制作で1作目を出したばかり。出来はかなりのモンだと思うけど、まだ未整理の部分があるし、しっかりしたヴォーカル・ディレクションを施せば、もっともっと良くなる。そういう伸びシロを感じさせてくれるグループだ。それに、もうそろそろシティポップのコピーは抑えていいタイミングだろう。<プラスチック・ラブ>じゃないけど、それこそオリジナルに比較されて要らんことを言われるだけ。自分たちのアーティキュレイションを提示するような、ユニークなリメイクだけに絞ってイイと思う。ご新規ファンの入り口やファン・サーヴィスにはなっても、将来を見越せば、自分たちのトライアルを優先してイイと思うな。これからの彼らに必要なのは、きっと理解のあるプロデューサー。何れにせよ、思い切り将来が楽しみなバンドに出会えたな。
CDのお求めは以下から。
https://opuscitypop.thebase.in/items/69588866
OPUS youtube channel
https://www.youtube.com/@OPUSTube



































音楽が好きで楽しくてたまらないという感じが伝わってきます。
ボーカルがとにかく素晴らしいし、ベースのキレもいいですね。