英国プログレやジャズ・ロック・ファンに悲しいニュース。フィル・コリンズやパーシー・ジョーンズと共にブランドXを結成したキーボード奏者ロビン・ラムリーが亡くなった。彼は元々小さな手術を予定していて、いま住んでいる英国デヴォン州デリフォードの病院に入院していたところ、9日午後に心不全を起こして急逝したとのこと。バンドの公式サイトが明らかにしている。入院中のロビンは至って元気で、素性を知った看護師たちからサインを求められ、気軽に応じていたらしい。享年74歳。
学生時代はドラムをプレイし、メロディ・メイカー誌主催のコンテストで決勝まで進んだこともあるそうだが、その後キーボードに転向。ある時、旧知のシンガーから「バック・バンドのメンバーが急病になってしまって困っている。君が代わりにプレイしてくれないか?」と依頼された。その連絡してきた相手は、誰あろうデヴィッド・ボウイ。こうしてロビンはスパイダーズ・フロム・マースの助っ人メンバーとして、ボウイのツアーに同行することになった。
ボウイと離れたあとは、ブランドXで活躍する一方、ジャズ・ロック系のプロデューサーとしても活動。ゲイリー・ボイル率いるアイソトープ、ブランドXのメンバーやナラダ・マイケル・ウォルデンがサポートしたイタリアのプログ・フュージョン・バンド:ノヴァ、ビル・ブルフォードやロッド・アージェントのソロ・アルバムなどをプロデュースしている。
80年代には、ゲイリー・ブルッカー(プロコル・ハルム)、グレアム・エッジ(ムーディ・ブルース)、ロッド・アージェント、モーリス・パート(ブランドX)をらとジャズ・ロック・バンドを結成。90年代は結婚してオーストラリアのメルボルンに住んでいた。
個人的には、自分のプログレ趣味が英国ジャズ・ロックに広がっていくキッカケになったのが、ブランドXやビル・ブルフォードのソロ作で。ロビンやデイヴ・スチュアートのクールなエレキ・ピアノは、結構身に染み付いてしまっている。ブランドXはギターのジョン・グッドソールも半年前に亡くなってしまったし、フィル・コリンズもドラムを叩けぬ身。時の流れとはいえ、ますます寂しくなってしまうな。
Rest in Peace...
ボウイと離れたあとは、ブランドXで活躍する一方、ジャズ・ロック系のプロデューサーとしても活動。ゲイリー・ボイル率いるアイソトープ、ブランドXのメンバーやナラダ・マイケル・ウォルデンがサポートしたイタリアのプログ・フュージョン・バンド:ノヴァ、ビル・ブルフォードやロッド・アージェントのソロ・アルバムなどをプロデュースしている。
80年代には、ゲイリー・ブルッカー(プロコル・ハルム)、グレアム・エッジ(ムーディ・ブルース)、ロッド・アージェント、モーリス・パート(ブランドX)をらとジャズ・ロック・バンドを結成。90年代は結婚してオーストラリアのメルボルンに住んでいた。
個人的には、自分のプログレ趣味が英国ジャズ・ロックに広がっていくキッカケになったのが、ブランドXやビル・ブルフォードのソロ作で。ロビンやデイヴ・スチュアートのクールなエレキ・ピアノは、結構身に染み付いてしまっている。ブランドXはギターのジョン・グッドソールも半年前に亡くなってしまったし、フィル・コリンズもドラムを叩けぬ身。時の流れとはいえ、ますます寂しくなってしまうな。
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