この時期の恒例行事、未唯mie『Halloween Night 2023』@Blues Alley Japan 1st Show。 恒例のHalloween Night というコトで、未唯mieさんが着ていた純白のドレスは、膝丈で前が開いたちょっと小ぶりなウェディング・ドレスのようにも見えた。けれど本人曰く、氷の精だそう。失礼しやした 、オーディエンスの中には気合の入ったコスプレ・マニアもいれば、ネコ耳をつけた人、ワンポイント仮装までいろいろ。まぁ人それぞれだけど、すぐお隣の渋谷ではいろいろ問題になっているご時世。正直なところ、ファンなら仮装に一生懸命になるより、もっと真摯に音楽を聴けよ、という気持ちになる。
メンバーはフライヤーにある通り、初顔多めのフレッシュなラインアップ。そもそもバンドを仕切るのも、未唯mieライヴでは初登場になる青柳誠(kyd)だ。昨年だったか、未唯mieさんライヴを観に来ていたのは、コレの伏線だったのだな。個人的にはナニワ・エキスプレスのイメージが強い青柳さんだけれど、もう数え切れぬほど多くの大物たちのレコーディングやライヴをサポート。未唯mieとの組み合わせは、むしろ遅すぎた感さえある。
青柳アレンジによる未唯mieナンバーの聴きどころは、ズバリ、3管ホーン・セクション。うち女性プレイヤーが2人というのが、如何にも今っぽい。けれどそれぞれがジャズ出身で、キレの良いアンサンブル、聴き耳を立ててしまうような美味しいソロを随所で披露してくれた。ブリブリとイキの良いベースを唸らせていた鳥越啓介もまた、未唯mieサポートには初参加。今回はエレベ・オンリーだったが、本来はウッドとエレキの両刀使いで、椎名林檎や小柳ゆきのツアーに参加していたそう。土方隆行 (g), 則竹裕之 (ds), そして盛んに「カワイイ〜」という黄色い声をもらっていた大滝裕子(cho)らセミ・レギュラーの面々は、いつもの調子で盛り立てる。
ホーンにダブル・キーボードという編成を生かすべくチョイスされた楽曲は、どれもアーベインなポップ・ファンク系楽曲ばかり。でもやっぱりこの路線だと、未唯mieさんも一番自然に歌えるのだろう。<シャンプー>とか<Love Countdown>とか、無理な仕掛けがなくてフツーに良い曲。後半はピンク・レディー時代の曲が飛び出して、一気にフリフリの展開になった。そしてラストは『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALLTIME BEST』に新曲として収められた最近の十八番<Hallelujah(ハレルヤ)>で、一旦エモく終了。アンコールは毎度お馴染み<ALRIGHT ALRIGHT>でハネた。
最近、各方面で露出多めのmie未唯さん。年明けのPINK LADY NIGHTに向けてのプロモーションもあるだろう。でもせっかく今年はオールタイム・ベスト盤や“Pink Lady Night 10th Anniversary Special Live"の映像が出た(発売は昨年末)のだから、 その流れを受けての音源リリースも欲しいなぁ…
青柳アレンジによる未唯mieナンバーの聴きどころは、ズバリ、3管ホーン・セクション。うち女性プレイヤーが2人というのが、如何にも今っぽい。けれどそれぞれがジャズ出身で、キレの良いアンサンブル、聴き耳を立ててしまうような美味しいソロを随所で披露してくれた。ブリブリとイキの良いベースを唸らせていた鳥越啓介もまた、未唯mieサポートには初参加。今回はエレベ・オンリーだったが、本来はウッドとエレキの両刀使いで、椎名林檎や小柳ゆきのツアーに参加していたそう。土方隆行 (g), 則竹裕之 (ds), そして盛んに「カワイイ〜」という黄色い声をもらっていた大滝裕子(cho)らセミ・レギュラーの面々は、いつもの調子で盛り立てる。
ホーンにダブル・キーボードという編成を生かすべくチョイスされた楽曲は、どれもアーベインなポップ・ファンク系楽曲ばかり。でもやっぱりこの路線だと、未唯mieさんも一番自然に歌えるのだろう。<シャンプー>とか<Love Countdown>とか、無理な仕掛けがなくてフツーに良い曲。後半はピンク・レディー時代の曲が飛び出して、一気にフリフリの展開になった。そしてラストは『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALLTIME BEST』に新曲として収められた最近の十八番<Hallelujah(ハレルヤ)>で、一旦エモく終了。アンコールは毎度お馴染み<ALRIGHT ALRIGHT>でハネた。
最近、各方面で露出多めのmie未唯さん。年明けのPINK LADY NIGHTに向けてのプロモーションもあるだろう。でもせっかく今年はオールタイム・ベスト盤や“Pink Lady Night 10th Anniversary Special Live"の映像が出た(発売は昨年末)のだから、 その流れを受けての音源リリースも欲しいなぁ…