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大橋純子の突然に訃報に心が塞ぎがちながら、昨日は今井優子のサポート業務で、『NO END SUMMER 2023 AFTER PARTY』@渋谷HOME。先月開催された本チャン『NO END SUMMER』では、自分も演者側に回ってDJしたが、今回は諸般の事情で回避し、こういうカタチに落ち着いた。今回の出演者は若手グループ中心で、シティポップ・カテゴリーからは多少ハズレ気味だったが、そこはゲスト枠でカヴァーする体(てい)で。寒空の中おいで下さった皆さま、どうもありがとうございました。

今回の優子さんは、3番手に出演した、最近仲の良い若手シティポップ・バンド:OPUSとジョイントし、その流れでそのまま自分のパートへ突入していく流れ。OPUSが<MUSIC BOOK>や<PLASTIC LOVE>、<中央フリーウェイ>といったカヴァー曲やオリジナル曲<GUILTY LOVE>を軽快にキメてオーディエンスを沸かせると、ヴォーカル:SAKIちゃんが優子さんとサポート・ギタリストの入江誠クンを呼び込む。そしてシティポップ人気曲<DOWN TOWN>、<真夜中のドア〜Stay with me>をツイン・ヴォーカルで披露。1コーラス目、2コーラス目をそれぞれが歌い分け、サビは適当にハモるのが基本パターンだったが、ヴェルヴェット・ヴォイスと定評のある優子さん、チョッと突き放したようにクールに歌うSAKIちゃん(= “下町の夏”というソロ・シンガーでもある)の歌声が程よくブレンドし、ひと粒で2度美味しい感じ。

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ここでOPUS勢が一旦引っ込み、おそろのTシャツに緑のカーディガン姿の、優子&誠による自称“親娘デュオ”スタイルで。取り上げたのは少し緩めのシティポップ・カヴァーで、<Fly By Day>(杏里)、<セ・シボン>(門あさ美)、<Crescent Aventure>(角松敏生)の3曲。エレキでは高速ソロをキメる誠クンだけど、アコギ・プレイもナイス。弱冠22歳ながら、さすが杉山清貴のツアーに参加しているだけのコトはある。翌日も四国・高松公演で、早朝フライトという強行スケジュールだった。

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ここで、OPUSのkyd: 佐々木毬奈チャンがステージに戻り、3人で<La Brisa>と定番<Love Squall>を。<La Brisa>は、毬奈ちゃんからのリクエストに応えたもので、溌剌としたkydプレイに注目。OPUSは通常4人で活動しているが、今回はドラムが別件仕事で参加できず、kyd毬奈ちゃんがリズム・プログラム兼任と奮闘した。そこからSAKIちゃん、ベースのキャシーが加わり、優子+誠くん+OPUS3人で<Fantasy>が爆裂。いい感じで盛り上がって、自分のステージをハネた。

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でも優子さん、濱田金吾さんのステージ最後でも再び呼び出され、 スティーヴィー・ワンダー<Sunshine Of My Life>をデュオで。ギターを弾き語る金吾さんに対し、彼女は初めてのクラベス(拍子木)で応戦。でも英語で歌うコトに集中していたのか、だんだん打音が聴こえてなくなり…。 まぁ、そこは初の鳴らし語り、パーカッション・デビューというコトで…

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その後もアフター・パーティーは続き、最後は急遽参加が決まった藤原美穂さんと、トークボックスとスクラッチによるツー・メン・ユニット:Funkcutsとの再共演で幕。スタンディングの小箱という密な空間で、大いに盛り上がった。

これにて No End Summer 2023も大団円。一気に秋も深まったようで…

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