２５日のクリスマス当日は、X'MAS LIVE with 今井優子＆川成順 ＠まほろ座MACHIDA のサポート・ワーク。個人的にはまったく初めてお邪魔するライヴ・レストランだったけれど、結構な有名処も出演しているとあって、小屋の雰囲気やホスピタリティは上々、サウンドもなかなか。都心にあっても立派にやっていけそうな所でした。改めて説明しておくと、川成順は、元・角松バンドの梶原順 (g)、友成好宏 (kyd) と、音大の梶原さんの教え子である川内啓示 (b) の３人が結成したユニット。アルバムでは和み系のアコースティック・サウンドを構築しつつ、ライヴではバリバリのフュージョンも聴かせてくれる。今回は、優子さんのお気に入りドラマーで、９月のコットン・クラブ公演にも参加してくれた多田涼馬クンをサポートに、５人編成でのライヴ・パフォーマンスとなった。
５分押しで始まった1st Stageは、まずは川成順の３人だけによるアコースティック系のパフォーマンス。２曲とも彼らも自主制作アルバム『雨ニモマケズ』からのナンバーだ。
ここで優子さん登場。やはり『雨ニモマケズ』でインスト・カヴァーしていた角松曲で、中山美穂が歌っていた＜花瓶＞（角松ヴァージョンもある）を優子さんヴォーカルで。リハーサルの時から「難しい、難しい…」と連発していたが、シッカリ見事に歌いこなしておりました。
難曲を歌い終えた後は、EPOのカヴァー＜12月のエイプリル・フール＞をこれまたシットリと。そしてMCから曲に入るろうとする優子さんに対し、川内クンから「ちょい待ち！」コール。やっぱりライヴでは大抵１回は何かやらかしてくれる優子さん、見事に多田クンを呼び込むのを忘れていて…
でもナイス・フォローで事なきを得て、オリジナルのシーズンズ・グリーティング＜Snow Girls＞、そして中原めいこのカヴァー＜Funky Christmas＞。コレは数年前にも一度歌ったコトがあったかな？
休憩を挟んでの2ndも川成順でスタート。ただし今度は最初からドラム入りのエレキ・セット。＜Black Mamba＞は、川内クンが参加するバンド：Fab Bond（ドラムは現・山下達郎バンドの小笠原拓海）と梶原さんの共演作『TIME TREE』(21年）から。そして再び優子さんが登場して、角松プロデュース『DO AWAY』のウインター・ソング＜Snow Train＞をバチ決め。杏里のカヴァー＜I Can't Ever Change Your Love For Me＞では、曲名を伝えただけで歓声が上がった。これも言うまでもなく角松書き下ろしの人気曲。 更に優子さんオリジナル＜Over The Candle＞を、ややソフトなアレンジで。
今回はメンバー全員にマイクを用意し、メンバー間の会話を楽しめるようにしたが、友成サンのオトボケぶりが面白く、スケールの大きなピアノ・プレイとは裏腹に、話が噛み合っているんだか、いないんだか…
前半のガット・ギター・プレイでもさり気なくスゴイことを弾いてた梶原さんは、2ndでエレキに持ち替えてヒート・アップ。穏やかな人柄を裏腹の、まさに火を吹くようなアドリブ・プレイを披露してくれた。クロスオーヴァー感覚が強い川内クンと多田君は、今回初めてのタッグを組んだとは思えぬナイス・コンビネーション。優子さんの伸びやかな歌声も、気持ち良さそうに、また一段としやなやかさを増していた。
終盤は最新アルバム『SPELL OF LOVE』からの人気曲を立て続けに繰り出し、最後は＜Fantasy＞で2023年の歌い納め。いやいや、今夜もハイレヴェルなステージでした。川成順は３人でワゴン車を駆って地方公演にも出向いているので、来年はそこに優子さんが乗っかって一緒にツアーに出よう！なんて話も。いろいろ可能性が広がりそうなコラボ・ライヴでした。Merry X'mas
【Set List】
-- 1st set --
1. 茜色の帰り道 / 川成順
2. 春ノ雪 / 川成順
3. 花瓶
4. 12月のエイプリル・フール
5. Snow Girls
6. Funky Christmas
-- 2nd Set --
7. Black Mamba / 川成順 with 多田涼馬
8. Snow Train
9. I Can't Ever Change Your Love For Me
10. Drive In Blue
11. Heart Forecast ~予感~
12. Spell Of Love
-- Encore --
13. Fantasy
ここで優子さん登場。やはり『雨ニモマケズ』でインスト・カヴァーしていた角松曲で、中山美穂が歌っていた＜花瓶＞（角松ヴァージョンもある）を優子さんヴォーカルで。リハーサルの時から「難しい、難しい…」と連発していたが、シッカリ見事に歌いこなしておりました。
難曲を歌い終えた後は、EPOのカヴァー＜12月のエイプリル・フール＞をこれまたシットリと。そしてMCから曲に入るろうとする優子さんに対し、川内クンから「ちょい待ち！」コール。やっぱりライヴでは大抵１回は何かやらかしてくれる優子さん、見事に多田クンを呼び込むのを忘れていて…
でもナイス・フォローで事なきを得て、オリジナルのシーズンズ・グリーティング＜Snow Girls＞、そして中原めいこのカヴァー＜Funky Christmas＞。コレは数年前にも一度歌ったコトがあったかな？休憩を挟んでの2ndも川成順でスタート。ただし今度は最初からドラム入りのエレキ・セット。＜Black Mamba＞は、川内クンが参加するバンド：Fab Bond（ドラムは現・山下達郎バンドの小笠原拓海）と梶原さんの共演作『TIME TREE』(21年）から。そして再び優子さんが登場して、角松プロデュース『DO AWAY』のウインター・ソング＜Snow Train＞をバチ決め。杏里のカヴァー＜I Can't Ever Change Your Love For Me＞では、曲名を伝えただけで歓声が上がった。これも言うまでもなく角松書き下ろしの人気曲。 更に優子さんオリジナル＜Over The Candle＞を、ややソフトなアレンジで。
今回はメンバー全員にマイクを用意し、メンバー間の会話を楽しめるようにしたが、友成サンのオトボケぶりが面白く、スケールの大きなピアノ・プレイとは裏腹に、話が噛み合っているんだか、いないんだか…
前半のガット・ギター・プレイでもさり気なくスゴイことを弾いてた梶原さんは、2ndでエレキに持ち替えてヒート・アップ。穏やかな人柄を裏腹の、まさに火を吹くようなアドリブ・プレイを披露してくれた。クロスオーヴァー感覚が強い川内クンと多田君は、今回初めてのタッグを組んだとは思えぬナイス・コンビネーション。優子さんの伸びやかな歌声も、気持ち良さそうに、また一段としやなやかさを増していた。終盤は最新アルバム『SPELL OF LOVE』からの人気曲を立て続けに繰り出し、最後は＜Fantasy＞で2023年の歌い納め。いやいや、今夜もハイレヴェルなステージでした。川成順は３人でワゴン車を駆って地方公演にも出向いているので、来年はそこに優子さんが乗っかって一緒にツアーに出よう！なんて話も。いろいろ可能性が広がりそうなコラボ・ライヴでした。Merry X'mas
【Set List】
-- 1st set --
1. 茜色の帰り道 / 川成順
2. 春ノ雪 / 川成順
3. 花瓶
4. 12月のエイプリル・フール
5. Snow Girls
6. Funky Christmas
-- 2nd Set --
7. Black Mamba / 川成順 with 多田涼馬
8. Snow Train
9. I Can't Ever Change Your Love For Me
10. Drive In Blue
11. Heart Forecast ~予感~
12. Spell Of Love
-- Encore --
13. Fantasy
何故でしょうか