訃報。ニューヨークで活躍していたジャズ・フュージョン系のギタリスト：ディーン・ブラウンが、進行性のガンのため、26日（金）に亡くなった。享年68歳。最近はL.A.に移り、ハリウッドにあるミュージシャンズ・インスティチュート教授として、後進の指導にも当たっており、闘病中の治療費をクラウドファンディングで集めていたという。
ディーン・ブラウンは1955年、フランスのシャトールー生まれ。77年にボストンのバークリー音楽院を卒業し、ニューヨークで活動開始。80年代初頭にビリー・コブハムのバンド：グラス・メナジェリーで頭角を現し、スティーヴ・スミス（元ジャーニー）のヴァイタル・インフォメーション、続いてボブ・ジェームス周辺でも活躍を始めた。
自分が初めてディーンの名前をインプットしたのも、コブラムのグラス・メナジェリー１作目（82年）で。ほぼ同時に、やはりバークリー出の日本人トランペット奏者タイガー大越率いるタイガーズ・バクーの2nd『MUD CAKES』にも参加し、こりゃー注目！と。故ハイラム・ブロックを髣髴するロッキン・フュージョンなギター弾きで、マイク・スターンの弟分的存在。90年代に入っての再編ブレッカー・ブラザーズでは、マイクのお株を奪う活躍ぶりを見せた。
その後、デヴィッド・サンボーンやマーカス・ミラー、レニー・ホワイト、ロバータ・フラックなどと共演。自分が初めて生ディーンを見たのも、マーカスのバンドで来日した時。シャープでエナジー感のあるギター・ワークもさることながら、ロボットみたいなユニークな動きがひときわ印象的だった。ゼロ年代に入ってリーダー作を発表し始め、都合４作。他にウィル・リー (b) やデニス・チェンバース (ds) とのDBIIIで、日本でのライヴ盤を出している。
まだ彼のライヴを観る機会があると思っていたから、ちょっと逝くのが早すぎるよ。
Rest In Peace...
自分が初めてディーンの名前をインプットしたのも、コブラムのグラス・メナジェリー１作目（82年）で。ほぼ同時に、やはりバークリー出の日本人トランペット奏者タイガー大越率いるタイガーズ・バクーの2nd『MUD CAKES』にも参加し、こりゃー注目！と。故ハイラム・ブロックを髣髴するロッキン・フュージョンなギター弾きで、マイク・スターンの弟分的存在。90年代に入っての再編ブレッカー・ブラザーズでは、マイクのお株を奪う活躍ぶりを見せた。
その後、デヴィッド・サンボーンやマーカス・ミラー、レニー・ホワイト、ロバータ・フラックなどと共演。自分が初めて生ディーンを見たのも、マーカスのバンドで来日した時。シャープでエナジー感のあるギター・ワークもさることながら、ロボットみたいなユニークな動きがひときわ印象的だった。ゼロ年代に入ってリーダー作を発表し始め、都合４作。他にウィル・リー (b) やデニス・チェンバース (ds) とのDBIIIで、日本でのライヴ盤を出している。
まだ彼のライヴを観る機会があると思っていたから、ちょっと逝くのが早すぎるよ。
Rest In Peace...
ヴァイタル・インフォメーションは、大好きなスティーブ・スミティ・スミスが、スタートはバークレー仲間のトム・コスターとやってたバンドですね？
レコードは、３枚位持っていたんだけど、これは若いのにあげてしまったので私の手元にはありません。
私が、彼の在籍時のヴァイタル・インフォメーションを持っていたかどうかが不明です。
ヴァイタル・インフォメーション参加時の音源をとりあえずネットでチェックしてみますね！
どうでも良い情報としては、黄緑色のジャケットのギターは、富士ローランド（富士弦＋ローランド）製のギターシンセサイザーコントローラーのＧ-505で日本製です。
普通に、エレキギターとしても使えますが、ギターシンセも使っていたのかしら？
因みに、ジェネシスのマイケル・ラザフォードも持っていますね。