ニュー・シンガー:サブリータ・ヴィーを迎えた
カメラ・ソウルの新たなる第一歩。
“イタリアのインコグニート”と呼ばれたこれまでよりも、
モア・ジャジー、モア・ソウルフル。
デビュー7作目(本邦5作目)で着々とステップ・アップしている彼らを、
改めて射程に捉えるべし。
イタリアを代表するアシッド・ジャズ〜ジャズ・ファンク・シーンの代表的グループ、カメラ・ソウルから届けられた、およそ3年ぶりのニュー・アルバム。日本ではコレが5作目(通算7枚目)で、今回から拙監修【Light Mellow Searches】のラインナップに加わるコトになった。
コロナの影響が弱まってきた昨年5月、新曲<Shooting Star>のデジタル・リリースと同時に新シンガー:サブリータ・ヴィーの加入を発表。続いて先行第2弾<Everything Is Alright>が登場し、彼女のソウルフルな持ち味が全開となった。前任シンガー:マリア・エンリカ・ロテドリエレとはタイプが大きく異なるし、離脱の理由も“プロフェッショナルな選択”と言うだけで、詳細は明らかにされていない。でも4作続いたマリア・エンリカに似ているタイプを探すのではなく、偶然出会った将来性豊かな若手シンガーをそのまま素直に迎え入れ、バンドの音楽性をシンガーに合わせて微調整したコトには好感が持てる。従来路線をリニューアルし、マンネリに陥る前に、無理なく新機軸を打ち出すことになったからだ。
「サブリータはブラック・ミュージックに力強いトーンを持っているから、私たちも、よりソウル〜R&B寄りの曲を書くようになった」と、曲作りで貢献するピッポ・ロンバルド。具体的に変わったのは、「遊び心を少し捨て、メロディやハーモニーに深みを持たせることを意識した」そうだ。
「ブラス・セクションを手放したことに気づいたかい? でもそれはストリングス、ピアノ、ギターに存在感を持たせて、スコアをより洗練されたものにするためにやってみたかったことなんだ。その結果、以前よりもドリーミーで厚みのあるサウンドになった」
実際、どう変化したかは、ご自分の耳で是非
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《Tower Recordへはコチラから》
コロナの影響が弱まってきた昨年5月、新曲<Shooting Star>のデジタル・リリースと同時に新シンガー:サブリータ・ヴィーの加入を発表。続いて先行第2弾<Everything Is Alright>が登場し、彼女のソウルフルな持ち味が全開となった。前任シンガー:マリア・エンリカ・ロテドリエレとはタイプが大きく異なるし、離脱の理由も“プロフェッショナルな選択”と言うだけで、詳細は明らかにされていない。でも4作続いたマリア・エンリカに似ているタイプを探すのではなく、偶然出会った将来性豊かな若手シンガーをそのまま素直に迎え入れ、バンドの音楽性をシンガーに合わせて微調整したコトには好感が持てる。従来路線をリニューアルし、マンネリに陥る前に、無理なく新機軸を打ち出すことになったからだ。
「サブリータはブラック・ミュージックに力強いトーンを持っているから、私たちも、よりソウル〜R&B寄りの曲を書くようになった」と、曲作りで貢献するピッポ・ロンバルド。具体的に変わったのは、「遊び心を少し捨て、メロディやハーモニーに深みを持たせることを意識した」そうだ。
「ブラス・セクションを手放したことに気づいたかい? でもそれはストリングス、ピアノ、ギターに存在感を持たせて、スコアをより洗練されたものにするためにやってみたかったことなんだ。その結果、以前よりもドリーミーで厚みのあるサウンドになった」
実際、どう変化したかは、ご自分の耳で是非
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この類のグループでは彼らが一番お気に入りなので楽しみです。