








昨日・今日とエリック・カルメン追悼のポストが続いている。でも実のところ、昨日はエリック・カルメン以外にもソウル系ミュージシャンの訃報が相次いで届いていて…。知る人ぞ知る、というタイプの人たちだけど、自分的には結構愛聴していたアルバムに参加していた人たちであり、悲しさばかりが募る1日だった。
12日の朝イチで目にした訃報は、“モンスター・ベース” の異名を取ったベース・プレイヤー、T.M.スティーヴンス。2000年代に入った頃だったか、Pファンク一派に仲間入りし、そのイメージが強くなったが、日本で彼の名が知られるようになったのは、ジャズ・フュージョン系の人気ギタリスト:増尾好秋のバンドに参加した78〜79年頃から。如何にも真面目そうなジャズ・ミュージシャン集団の中にあって、当時からビーズを巻いたドレッド・ヘアーがトレードマーク。完全に異分子になっていたが、逆にそのファンキーな悪ガキっぷりがイイ意味でバンドを際立たせていた。
T.M.は同じ頃、ナラダ・マイケル・ウォルデンのアルバムにも参加。その流れで、ナラダが制作したステイシー・ラティソウや高中正義のレコーディングにも参加している。高中の横浜球場でのライヴや、ナラダのJT Super Producers@日本武道館でベースを弾いたのは、確かT.M.だったはず。他にもジェームス・ブラウンやティナ・ターナー、ボブ・ゲルドフ、プリテンダーズ、スティーヴ・ヴァイといった大物をサポート。ビリー・ジョエル『RIVER OF DREAMS』でも半数前後の曲でベースを弾いているし、ジョー・コッカーとは長くツアー・サポートまで付き合っていた。大沢誉志幸やHIDEとの共演もある。
しかし17年になって認知症を公表。そのまま看護施設に入っていたが、3月10日に突然の逝去が伝えられた。享年72歳。
そして夕方に届いたのが、長年アイズレー・ブラザーズのライヴ・サポートを続けていたドラマー、エヴェレット・コリンズ逝く、の知らせ。音楽教育の学位を持つインテリの彼は、70年代後半頃からアイズレーのツアーに参加し、『GRAND SLAM』『INSIDE YOU』『THE BIG DEAL』などに貢献。その後独立し、自ら率いるサンライズで注目された。グループはアルバム1枚で瓦解するも、エヴェレットは作曲やセッション・ドラマーとして活動。ジャーメイン・ジャクソンやリビー・ジャクソン、元サンライズのメンバーが組んだサーフィスなどに楽曲提供している。サーフィスのヒット<You Are My Everything>も、彼が作曲陣に名を連ねるナンバー。その後、一線を退いて中学や高校の音楽教師となり、パブリック・スクールのバンド・ディレクターとしても活躍した。
2人揃って、Rest in Peace...
T.M.は同じ頃、ナラダ・マイケル・ウォルデンのアルバムにも参加。その流れで、ナラダが制作したステイシー・ラティソウや高中正義のレコーディングにも参加している。高中の横浜球場でのライヴや、ナラダのJT Super Producers@日本武道館でベースを弾いたのは、確かT.M.だったはず。他にもジェームス・ブラウンやティナ・ターナー、ボブ・ゲルドフ、プリテンダーズ、スティーヴ・ヴァイといった大物をサポート。ビリー・ジョエル『RIVER OF DREAMS』でも半数前後の曲でベースを弾いているし、ジョー・コッカーとは長くツアー・サポートまで付き合っていた。大沢誉志幸やHIDEとの共演もある。
しかし17年になって認知症を公表。そのまま看護施設に入っていたが、3月10日に突然の逝去が伝えられた。享年72歳。
そして夕方に届いたのが、長年アイズレー・ブラザーズのライヴ・サポートを続けていたドラマー、エヴェレット・コリンズ逝く、の知らせ。音楽教育の学位を持つインテリの彼は、70年代後半頃からアイズレーのツアーに参加し、『GRAND SLAM』『INSIDE YOU』『THE BIG DEAL』などに貢献。その後独立し、自ら率いるサンライズで注目された。グループはアルバム1枚で瓦解するも、エヴェレットは作曲やセッション・ドラマーとして活動。ジャーメイン・ジャクソンやリビー・ジャクソン、元サンライズのメンバーが組んだサーフィスなどに楽曲提供している。サーフィスのヒット<You Are My Everything>も、彼が作曲陣に名を連ねるナンバー。その後、一線を退いて中学や高校の音楽教師となり、パブリック・スクールのバンド・ディレクターとしても活躍した。
2人揃って、Rest in Peace...