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ここ数ヶ月で２枚のオリジナル・アルバムと、新録入りシングル・コレクションを矢継ぎ早にリリースしているNeighbors Complain。コロナ禍でいろいろ活動制限されてきたウップンを晴らすかのような激走ぶりには目を見張るばかりだが、昨年末に先行デジタル・リリースされた最新アルバム『A life like ice cream』を引っ提げての全国ツアーが、4/10のCD / LP 同時発売に向けてスタート。その２日目に当たる東京公演＠渋谷GRIT 1st Show を観た。
※ 以下ネタバレあり
ほぼオンタイムでライトダウンし、ショウのスタート。どんな勢いで飛び出してくるか、と思いきや、いきなりヴォイス・モジュレーターを使ってのスロウ・チューン＜Life＞が来て意表を突かれた。だってこの曲は、ニュー・アルバムでもラスト直前の盛り上げ曲なのだから。…と思っていたら、美味しいところはまだ演らず、半ばプロローグ的に短くまとめ、3作目『WAVE』からのミディアム・ファンク＜Virtual Dance Floor＞になだれ込んでいく。しかもこれもロボ声、なかなかの勢いでコチラの予想を裏切ってくるオープニングだ。
続く新曲＜Departure＞にして、ようやくOTOのリアル・ヴォイスが登場。そこからはニュー・アルバムからの楽曲中心に、お馴染みのナンバーを交えつつ。『A life like ice cream』のナンバーはシンプルながら濃いめのミディアム〜スロウ・チューンが多いので、緩急をつけながらジワジワ盛り上げていく印象。質実剛健な演奏ぶりも然ることながら、＜Christmas Station＞や＜Miacis＞で聴かせた全員揃ってのコーラスも、また心に突き刺さって。
＜Escape＞＜Night Drivin’＞＜Aurora＞＜Shine On＞と人気曲が並ぶあたりは、普通は本編最後の盛り上がりに使うところ。でもこの日は、その後に再び新曲４曲を連チャンで繰り出す流れで。このあたりは、『A life like ice cream』でもハイライトと言えそうなナンバーたちなのだ。アンコールもやらず、オープニングに披露した＜Life＞の壮大なギター・ソロ入りフル・ヴァージョン、そしてその静謐な＜Breathe Grace＞をエピローグにして締め括ったあたりは、きっと彼らの主張、『A life like ice cream』に通底する美学を貫いて導き出したセットなのだろう。
約10年前の東京初進出、まだお客さんが両手で数えられるくらいの時から、何度もライヴを観てきたNeighbors。その成長ぶりをジックリ堪能できたショウだった。初めて訪れたGRIT（21年暮れopen）も、このクラスのハコにしては画期的に音が良くてビックリしたなァ〜。
《Set List》
M1. Life (Short Ver.)
M2. Virtual Dance Floor
M3. Departure
M4. Creamy Dreamy Memory
M5. Navigte
M6. I’m Stoked
M7. Christmas Station
M8. Ice Cave
M9. Escape
M10. Night Drivin’
M11. Aurora
M12. Shine On
M13. Miacis
M14. One’s First Love
M15. Life
M16. Breathe Grace
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続く新曲＜Departure＞にして、ようやくOTOのリアル・ヴォイスが登場。そこからはニュー・アルバムからの楽曲中心に、お馴染みのナンバーを交えつつ。『A life like ice cream』のナンバーはシンプルながら濃いめのミディアム〜スロウ・チューンが多いので、緩急をつけながらジワジワ盛り上げていく印象。質実剛健な演奏ぶりも然ることながら、＜Christmas Station＞や＜Miacis＞で聴かせた全員揃ってのコーラスも、また心に突き刺さって。
＜Escape＞＜Night Drivin’＞＜Aurora＞＜Shine On＞と人気曲が並ぶあたりは、普通は本編最後の盛り上がりに使うところ。でもこの日は、その後に再び新曲４曲を連チャンで繰り出す流れで。このあたりは、『A life like ice cream』でもハイライトと言えそうなナンバーたちなのだ。アンコールもやらず、オープニングに披露した＜Life＞の壮大なギター・ソロ入りフル・ヴァージョン、そしてその静謐な＜Breathe Grace＞をエピローグにして締め括ったあたりは、きっと彼らの主張、『A life like ice cream』に通底する美学を貫いて導き出したセットなのだろう。
約10年前の東京初進出、まだお客さんが両手で数えられるくらいの時から、何度もライヴを観てきたNeighbors。その成長ぶりをジックリ堪能できたショウだった。初めて訪れたGRIT（21年暮れopen）も、このクラスのハコにしては画期的に音が良くてビックリしたなァ〜。
《Set List》
M1. Life (Short Ver.)
M2. Virtual Dance Floor
M3. Departure
M4. Creamy Dreamy Memory
M5. Navigte
M6. I’m Stoked
M7. Christmas Station
M8. Ice Cave
M9. Escape
M10. Night Drivin’
M11. Aurora
M12. Shine On
M13. Miacis
M14. One’s First Love
M15. Life
M16. Breathe Grace
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Neighbors Complain
ヴィヴィド･サウンド
2024-04-10
そうですか………