





数日前の話になるが、産業ロックやポップ・ロック寄りのソングライターで、ソロ活動も行なっていたマーク・スピロ(日本デビュー時はマーク・スパイロ)が、3月28日に亡くなった。肺ガンで闘病していて、当日は67歳の誕生日だったという。よく知られた仕事は、チープ・トリックやハート、MR.BIG、ジュリアン・レノン、バッド・イングリッシュ、REOスピードワゴンなどへの楽曲提供あたり。
マーク・スピロは1957年、シアトル生まれ。20代になって音楽活動を本格化しようとL.A.へ移り住み、米独で活躍していたプロデューサー:ジャック・ホワイトのアシスタントになり、数年間ドイツを拠点に活動。ローラ・ブラニガンやポール・アンカ、エンゲルベルト・フンパーディンク、ヘイゼル・ディーン、ピア・ザドラ、アン・マレーらと仕事をしている。80年半ばに米国へ帰国。その後の最初の成功が、チープ・トリックが歌ってサントラ『TOP GUN』に収録された<Mighty Wings>だという。
ジャック・ホワイトの元から一人立ちしたのは、80年代も終わり近く。そこからカンサス、スティーヴン・ビショップ、ベニー・マードーンズ、ダニー・オズモンドなどに楽曲提供。更にバッド・イングリッシュ、そのメンバーであるジョン・ウェイトやニール・ショーンのソロ作、ダン・ハフ率いるジャイアント、ハート、REOスピードワゴン、マイケル・トンプソン・バンド、ティム・フィーアン、ミスター・ビッグ、ロビン・ザンダーといったロック系AORというか、産業ロックとAORの中間的アーティストに多く関わり、俄然注目度を上げていく。そしてジミー・アイオヴァインが立ち上げたばかりだったインタースコープ・レコードに迎えられるが、すぐに決裂。91年になって、米インディーから初のソロ作『CARE OF MY SOUL』をリリースした。これは日本と北欧でも発売されている。またこのアルバムに参加していたジュリアン・レノンの96年のソロ・アルバム『PHOTOGRAPH SMILE』では、数曲をジュリアンと共作するなど大きく貢献。ロビー・ブキャナンがアレンジを手掛けた渡辺貞夫の91年作『SWEET DEAL』では、ウォーレン・ウィービーが歌う<Only Love>をロビーと共作した。
そういえば、ビル・チャンプリンの奥様タマラとも親しかったようで、よく一緒の写真をSNSにアップしていたけれど、あれは音楽性が近いだけでなく、タマラのルーツがドイツにあるが故の意気投合だったのかしらね?
マーク・スピロって人は、裏方ながらも実はシッカリと10枚近いソロ・アルバムを出していて、21年の最新作『TRAVELING COWBOYS』も、メロディック系では馴染み、伊フロンティアーズからリリースされている。それでも日本ではマニアックな存在だし、自分のブログがお悔やみ情報ばかりになってしまうのも好ましくないので、最初に訃報を知った時は一旦スルーした。が、その後、音楽系情報サイトにポツポツとニュースが上がり始め、そのあまりに形式的なおざなりなポストに虫酸が走り…。それで数枚ながらもソロ作を聴いてきた者として、ちゃんと発信しておこうと思った次第。何れにせよ、彼にはまだまだ活躍の場があったはずですわ。
Rest In Peace...
ジャック・ホワイトの元から一人立ちしたのは、80年代も終わり近く。そこからカンサス、スティーヴン・ビショップ、ベニー・マードーンズ、ダニー・オズモンドなどに楽曲提供。更にバッド・イングリッシュ、そのメンバーであるジョン・ウェイトやニール・ショーンのソロ作、ダン・ハフ率いるジャイアント、ハート、REOスピードワゴン、マイケル・トンプソン・バンド、ティム・フィーアン、ミスター・ビッグ、ロビン・ザンダーといったロック系AORというか、産業ロックとAORの中間的アーティストに多く関わり、俄然注目度を上げていく。そしてジミー・アイオヴァインが立ち上げたばかりだったインタースコープ・レコードに迎えられるが、すぐに決裂。91年になって、米インディーから初のソロ作『CARE OF MY SOUL』をリリースした。これは日本と北欧でも発売されている。またこのアルバムに参加していたジュリアン・レノンの96年のソロ・アルバム『PHOTOGRAPH SMILE』では、数曲をジュリアンと共作するなど大きく貢献。ロビー・ブキャナンがアレンジを手掛けた渡辺貞夫の91年作『SWEET DEAL』では、ウォーレン・ウィービーが歌う<Only Love>をロビーと共作した。
そういえば、ビル・チャンプリンの奥様タマラとも親しかったようで、よく一緒の写真をSNSにアップしていたけれど、あれは音楽性が近いだけでなく、タマラのルーツがドイツにあるが故の意気投合だったのかしらね?
マーク・スピロって人は、裏方ながらも実はシッカリと10枚近いソロ・アルバムを出していて、21年の最新作『TRAVELING COWBOYS』も、メロディック系では馴染み、伊フロンティアーズからリリースされている。それでも日本ではマニアックな存在だし、自分のブログがお悔やみ情報ばかりになってしまうのも好ましくないので、最初に訃報を知った時は一旦スルーした。が、その後、音楽系情報サイトにポツポツとニュースが上がり始め、そのあまりに形式的なおざなりなポストに虫酸が走り…。それで数枚ながらもソロ作を聴いてきた者として、ちゃんと発信しておこうと思った次第。何れにせよ、彼にはまだまだ活躍の場があったはずですわ。
Rest In Peace...
































