20日はアナログ・レコードの世界的祭典:RECORD STORE DAY。ずっと盛り上がってきたアナログ・ブームも、そろそろ曲がり角に差し掛かっていると感じているけど、それでも盤は出続ける。自分のところにも、RSD対象品、RSD対象外だけど近いタイミングで発売、という作品がゴチャッと届いている。ありがたや。
上に掲げたアナログ盤は、以下の通り。後半4作はNot RSD。
★ NEVER GET YOU LOVE BEHIND ME / Valerie Carter (7inch)
★ TOWN & COUNTRY / 檀雄司 (7inch)
★ TWILIGHT / 前野曜子
★ MADE IN STREET (Live Covers) / NEIGHBORS COMPLAIN
★ FIRST CONTACT / NEIGHBORS COMPLAIN
★ A LIFE LIKE ICE CREAM / NEIGHBORS COMPLAIN
★ 真夜中のドア ~ stay with me(2023 Remix) / 松原みき
★ SUMMER BEACH / 岡田有希子
★ THE ENTERTAINERS
今回自分は仕事がドン詰まりで足が運べず、勢い込んでる相方に委ねて購入したのが、ヴァレリー・カーターのシングル。楽曲はファラガー・ブラザーズのオリジナルだ。2017年に亡くなったヴァレリーが遺したデモ・テープに、ピアノをバックにレコーディングしたこの曲の未発表音源が入っていて。そこから彼女のヴォーカルを抜き出し、再編したファラガーズが演奏を新規レコーディング。このヴァージョンを完成させた、カップリングの<WHAT MY BABY NEEDS NOW IS A LITTLE MORE LOVIN'>は、ジェイムス・ブラウン&リン・コリンズのカヴァーで、こちらもA面と同じパターンで制作されている。
檀雄司は、83年当時、サーフィン・ブランドであるTown & CountryのCMソングとして制作されたシングル曲。シティポップ好きはお見逃しなく、というコトで、これは相方がゲットしました。
前野曜子『TWILIGHT』は、ペドロ&カプリシャス初代シンガーのアーバン・メロウ好盤(88年)。サウンド・プロデュースはジャズ・フュージョン系Kyd奏者で、評論家としても活躍した上田力。グローヴァー・ワシントンJr.<Winelight>やクルセイダーズのカヴァーを演ってます。
中段3枚は、いづれもNEIGHBORS COMPLAINのLP。『MADE IN STREET』は筆者が選曲したシティ・ポップ集(6月デジタル・リリース/9月CD)ではなく、2020年に出たライヴ・カヴァー第1作なのでお間違いなく。5作目『FIRST CONTACT』は初アナログ化。
松原みき<真夜中のドア ~ stay with me>は、45回転の12インチ盤としては2度目の登場になるのかな? 名エンジニアの吉田保が当時のマルチ・テープからトラック・ダウン。ヴィンテージのアナログ機材でマスタリングした2023 mixで、この音源としては初アナログ・リリースとなる。
そしてエンターテイナーズは、ゼロ年代になってクラブ・シーンで再評価されたビーチ・ミュージックのベテラン・グループ。1月に2度目のCD復刻されていたものの、初アナログ再発になる。作品に関しては、コチラのポストをご参照あれ。ただし CDに入っていた筆者ライナーは、アナログには未収です
この手のイベント・リリースは、人気盤は速攻売り切れ。そうでなければ時間が経ってから在庫処分で投げ売りされたり、次回イベントでリセールされたりする。結局レコード会社ごとにアナログに対するスタンスが大きく異なるので、積極的なレーベルは早々にタマを撃ち尽くし、売れ線ばかりがカラー盤とか付加価値をつけて何度も出直すコトになる。他方、自社の論理でしか動かない大手レーベルは、ドンドン未再発が溜まっていく。う〜む、何とかならないモンんですかね…
★ NEVER GET YOU LOVE BEHIND ME / Valerie Carter (7inch)
★ TOWN & COUNTRY / 檀雄司 (7inch)
★ TWILIGHT / 前野曜子
★ MADE IN STREET (Live Covers) / NEIGHBORS COMPLAIN
★ FIRST CONTACT / NEIGHBORS COMPLAIN
★ A LIFE LIKE ICE CREAM / NEIGHBORS COMPLAIN
★ 真夜中のドア ~ stay with me(2023 Remix) / 松原みき
★ SUMMER BEACH / 岡田有希子
★ THE ENTERTAINERS
今回自分は仕事がドン詰まりで足が運べず、勢い込んでる相方に委ねて購入したのが、ヴァレリー・カーターのシングル。楽曲はファラガー・ブラザーズのオリジナルだ。2017年に亡くなったヴァレリーが遺したデモ・テープに、ピアノをバックにレコーディングしたこの曲の未発表音源が入っていて。そこから彼女のヴォーカルを抜き出し、再編したファラガーズが演奏を新規レコーディング。このヴァージョンを完成させた、カップリングの<WHAT MY BABY NEEDS NOW IS A LITTLE MORE LOVIN'>は、ジェイムス・ブラウン&リン・コリンズのカヴァーで、こちらもA面と同じパターンで制作されている。
檀雄司は、83年当時、サーフィン・ブランドであるTown & CountryのCMソングとして制作されたシングル曲。シティポップ好きはお見逃しなく、というコトで、これは相方がゲットしました。
前野曜子『TWILIGHT』は、ペドロ&カプリシャス初代シンガーのアーバン・メロウ好盤(88年)。サウンド・プロデュースはジャズ・フュージョン系Kyd奏者で、評論家としても活躍した上田力。グローヴァー・ワシントンJr.<Winelight>やクルセイダーズのカヴァーを演ってます。
中段3枚は、いづれもNEIGHBORS COMPLAINのLP。『MADE IN STREET』は筆者が選曲したシティ・ポップ集(6月デジタル・リリース/9月CD)ではなく、2020年に出たライヴ・カヴァー第1作なのでお間違いなく。5作目『FIRST CONTACT』は初アナログ化。
松原みき<真夜中のドア ~ stay with me>は、45回転の12インチ盤としては2度目の登場になるのかな? 名エンジニアの吉田保が当時のマルチ・テープからトラック・ダウン。ヴィンテージのアナログ機材でマスタリングした2023 mixで、この音源としては初アナログ・リリースとなる。
そしてエンターテイナーズは、ゼロ年代になってクラブ・シーンで再評価されたビーチ・ミュージックのベテラン・グループ。1月に2度目のCD復刻されていたものの、初アナログ再発になる。作品に関しては、コチラのポストをご参照あれ。ただし CDに入っていた筆者ライナーは、アナログには未収です
この手のイベント・リリースは、人気盤は速攻売り切れ。そうでなければ時間が経ってから在庫処分で投げ売りされたり、次回イベントでリセールされたりする。結局レコード会社ごとにアナログに対するスタンスが大きく異なるので、積極的なレーベルは早々にタマを撃ち尽くし、売れ線ばかりがカラー盤とか付加価値をつけて何度も出直すコトになる。他方、自社の論理でしか動かない大手レーベルは、ドンドン未再発が溜まっていく。う〜む、何とかならないモンんですかね…