grover washington_winelight

午後から都心のド真ん中で、甥っ子の結婚披露宴に出席。挨拶もスピーチもなく、ただ座ってコース料理を食していただけだけど、ああいうフォーマルな宴席は、ただ居るだけで疲れます… 仕事は山積みながら、夜はすっかりメゲてしまったので、気分だけはコレでゆったり。ピアノの生演奏が入っていたけど、今ドキは<Just The Two Of Us>なんて小洒落た曲もレパートリーに入っているのね。

さて、数日前にココにアップしたレコード・コレクターズ 2024年5月号の特集 『FUSION BEST 100 洋楽編』のポスト。ちょっとエライことになってます。普段の数倍のユニーク・ユーザーさんが訪れてくれて、その勢いが3日ぐらい続いている。タツローさんを書いた時には負けるけど、軽く角松越え。先日の聖子ちゃんとは、どっこいどっこいかな? でもそれがフュージョン・ネタですよォ。どうしちゃったの? フュージョンってそんなに人気あったっけ?って感じで。

でももう自分の意識は、次号『FUSION BEST 100 邦楽編』に向かってる。だって久々に総論を書くコトになっているんだもの。海外フュージョンのファンは、純粋な音楽ファンや研究熱心なアマチュア・ミュージシャンが多いと思うけれど、邦楽はアイドル・ファン級に熱意が高すぎる人が相当数いるみたいで、ちょっと緊張感があるのよね。某公共FM放送のホリデイ特番でフュージョン特集をやった時、最後は某国内バンドのファン同士のつば迫り合いになって、番組がぶち壊しになってしまった、なんて話を聞いているし。ま、それでも自分の意見は、多少オブラートに包みつつ、シッカリと貫きますけど… 逆にその狂信的なファンの想いが何処から来るのか、そこをクールに分析してたりして。

それにしても、このグローヴァーの包容力のあるサックス、円熟しきったまろやかなブロウは、ナンなんでしょ? こういう名作中の名作を聴いていると、フュージョン・サックスは、グローヴァーとサンボーン、ブレッカー、トム・スコット、ケニーG、あとはウィルトン・フェルダーとロニー・ロウズがいれば充分か?、なんて思っちゃいます