![heart](https://livedoor.blogimg.jp/lightmellow/imgs/3/2/3254ee38.jpg)
和モノの書きモノをしていて、何故かココに。ハートも久々にツアーに出ているらしく、最近よくSNSに登場してくるので、何となくタイムリー。一般的には80年代後半、『HEART』 『BAD ANIMALS』『BRIGADE』あたりが一番人気だと思うが、日本デビューとなった<Barracuda>入りの『LITTLE QUEEN』(77年)のファンも多そう。個人的には、そこだったらむしろ最初期のこのアルバム『DREAMBOAT ANNIE』(76年)や、移籍のゴタゴタで3作目として出た『MAGAZINE』(録音時の2作目)の方に愛着がある。
『DREAMBOAT ANNIE』はまさにハートのデビュー・アルバム。シアトル在住のロジャー・フィッシャー (g) とスティーヴ・フォーセン (b) が、同郷のバンドで歌っていたアン・ウィルソン (vo) を誘って新バンドを結成。しかしまったく芽が出ず、生活にも困窮して、徴兵を逃れるためカナダのヴァンクーヴァーに移り住んでいたロジャーの兄マイケルのところに転がり込む。そこでメンバーを加えて、ハートとして再スタート。地元レーベル:マッシュルームと契約したのが74年のコトだ。そしてデビューに際し、時々グループに合流していたアンの妹ナンシーを正式メンバーに加えた。
このデビュー時点でのハートのメンバーは、アン&ナンシー・ウィルソンとロジャー・フィッシャー 、スティーヴ・フォーセンの4人。後にメンバーとなるハワード・リース (g,kyd)とマイク・ドロージャー (ds) は、まだサポート・メンバーで、全曲に参加しているワケではない。興味深いのは、デヴィッド・フォスター率いるスカイラークのドラマーだったドリス・マックスウェルも参加していたこと。まさにカナダ人脈ですな。
ここからは<Magic Man>が全米9位、<Crazy On You>が同35位、<Dreamboat Annie>も同42位と、次々にヒットが生まれた。いずれもアン&ナンシー姉妹の共作。あまり指摘されないけれど、彼女たちの作曲能力はかなり高い。そしてそれが一番自然なカタチで生きているのが、エレクトリックとアコースティックのバランスが絶妙だった初期なんだな。
《amazon》
《Tower Records はココから》
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このデビュー時点でのハートのメンバーは、アン&ナンシー・ウィルソンとロジャー・フィッシャー 、スティーヴ・フォーセンの4人。後にメンバーとなるハワード・リース (g,kyd)とマイク・ドロージャー (ds) は、まだサポート・メンバーで、全曲に参加しているワケではない。興味深いのは、デヴィッド・フォスター率いるスカイラークのドラマーだったドリス・マックスウェルも参加していたこと。まさにカナダ人脈ですな。
ここからは<Magic Man>が全米9位、<Crazy On You>が同35位、<Dreamboat Annie>も同42位と、次々にヒットが生まれた。いずれもアン&ナンシー姉妹の共作。あまり指摘されないけれど、彼女たちの作曲能力はかなり高い。そしてそれが一番自然なカタチで生きているのが、エレクトリックとアコースティックのバランスが絶妙だった初期なんだな。
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そうなんです。
アルバムのストーリー性も感じられる。
素朴でソリッドなZeppにと影響を受けたと思われるフォークロックは独特の世界観を持ってますよね。
売れる前こそハートの魅力と思うジジイです。