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超衝撃
稀代の名サックス奏者;デヴィッド・サンボーンが、12日午後、急死した。18年頃から前立腺ガンと闘いながら音楽活動を継続していたが、今月に入って歩けないほどの背中の激痛に悩まされ、数本のライヴをキャンセル。頚椎の疲労骨折ということで緊急手術を受けたが、どうやら合併症を併発していたらしい。享年78歳。サンボーンといえば、トム・スコットやマイケル・ブレッカー、グローヴァー・ワシントンJr.などと並ぶフュージョン・サックスのレジェンド。現行スムーズ・ジャズ界には、サンボーンのコピーみたいなサックス奏者がゴマンといる。そのサックス・プレイヤーとしての影響力は、まさにブレッカーと双璧をなすだろう。自分の個人誌を振り返っても、洋楽を聴くようになって、トム・スコット、ジム・ホーンあたりに次いで早くに名前を覚えたサックス奏者で。スティーヴィー・ワンダーとかポール・サイモン、トッド・ラングレン、デヴィッド・ボウイ、ブルース・スプリングスティーン、トミー・ボーリンなど、中高生のガキでも聴くようなロック/ポップス系のアルバムに参加していたからである。ソロ作で初めて聴いたのは、確か78年『HEART TO HEART』、初購入が次の『HIDEAWAY』だったか。“泣きのサックス” でゲスト名演数知れずなれど、個人的に真っ先に思い浮かべるのは、イーグルス<The Sad Cafe>だろうか。
ライヴでも痛烈な思い出がある。自分の生ライヴ体験の中でも、トップ5に入れたいくらいの記憶だ。ちょうどライヴ・アルバム『STRAIGHT FROM THE HEART』(=映像作品『 LOVE & HAPPINES』)収録前後のジャパン・ツアーを、当時の渋谷公会堂で観たのだ。偶然にも1階中央あたりの横の通路に面したシート。ツアー・メンバーはライヴ盤とほぼ同じで、サンボーン以下、マーカス・ミラー、ハイラム・ブロック、ドン・グロルニック、バディ・ウィリアムスという強力布陣(アルバムのゲスト:ヘイミッシュ・スチュワートのみ不在)だった。
当時を知る方はお分かりのように、パフォーマンスが盛り上がってくるとマーカスとハイラムがステージを駆け下り、楽器を弾きながら客席を練り歩く。すると上手・下手の通路からやってきた両人が自分の目の前で鉢合わせすると、ステージに向かい合う格好で2人並び、その場で激しくステップを踏みながら腰を左右に振り始めた
もうオーディエンス大興奮
自分といえば、まさに目の前、手を伸ばせば届く位置に、マーカスとハイラムのケツがビートに合わせて右に左に揺れているワケ
ステージ上ではサンボーンがそれを見下ろし、時にニヒルな笑顔を浮かべなから、ちょっとハスに構える独特のポーズでエモいブロウを続けているのだ。ホント、アレには我を忘れましたね


それ以来、しばらくサンボーンのライヴは自ら封印。その後、リー・リトナーがホストを務め、ロバータ・フラックやマイケル・マクドナルド、ボビー・コールドウェル、アニタ・ベイカー、ジェームス・イングラム、ブレンダ・ラッセルに角松敏生らが出演した Earth Voice Concert(92年)で観たのを機に、何度かブルーノート公演に足を運んだが、寄る年波やサンボーン自身が内省に向かったことも手伝って、あの時のような興奮は2度と味わえなかった。
でも自分にああした最強ライヴを体験させてくれたインスト奏者はサンボーンだけ。故に自分にとっては、一番思い入れの強いサックス奏者だった。
Rest in Peace、で片付けてしまうのは、あまりに悲しいな…
ライヴでも痛烈な思い出がある。自分の生ライヴ体験の中でも、トップ5に入れたいくらいの記憶だ。ちょうどライヴ・アルバム『STRAIGHT FROM THE HEART』(=映像作品『 LOVE & HAPPINES』)収録前後のジャパン・ツアーを、当時の渋谷公会堂で観たのだ。偶然にも1階中央あたりの横の通路に面したシート。ツアー・メンバーはライヴ盤とほぼ同じで、サンボーン以下、マーカス・ミラー、ハイラム・ブロック、ドン・グロルニック、バディ・ウィリアムスという強力布陣(アルバムのゲスト:ヘイミッシュ・スチュワートのみ不在)だった。
当時を知る方はお分かりのように、パフォーマンスが盛り上がってくるとマーカスとハイラムがステージを駆け下り、楽器を弾きながら客席を練り歩く。すると上手・下手の通路からやってきた両人が自分の目の前で鉢合わせすると、ステージに向かい合う格好で2人並び、その場で激しくステップを踏みながら腰を左右に振り始めた
もうオーディエンス大興奮
自分といえば、まさに目の前、手を伸ばせば届く位置に、マーカスとハイラムのケツがビートに合わせて右に左に揺れているワケ
ステージ上ではサンボーンがそれを見下ろし、時にニヒルな笑顔を浮かべなから、ちょっとハスに構える独特のポーズでエモいブロウを続けているのだ。ホント、アレには我を忘れましたね


それ以来、しばらくサンボーンのライヴは自ら封印。その後、リー・リトナーがホストを務め、ロバータ・フラックやマイケル・マクドナルド、ボビー・コールドウェル、アニタ・ベイカー、ジェームス・イングラム、ブレンダ・ラッセルに角松敏生らが出演した Earth Voice Concert(92年)で観たのを機に、何度かブルーノート公演に足を運んだが、寄る年波やサンボーン自身が内省に向かったことも手伝って、あの時のような興奮は2度と味わえなかった。
でも自分にああした最強ライヴを体験させてくれたインスト奏者はサンボーンだけ。故に自分にとっては、一番思い入れの強いサックス奏者だった。
Rest in Peace、で片付けてしまうのは、あまりに悲しいな…









































彼のプレイと言われて思いつくのは、吉田美奈子さんの『頬に夜の灯』です。
何か聴いててウットリしてしまうんですよね。
40過ぎのオッサンですが(笑)
同曲のレコーディングに携わった、美奈子さんのお兄さんである吉田保さんが、いつぞやのインタビューで現場での彼の様子を振り返って「フレーズが湯水の如く出て来る」と仰っていたのが印象に残ってます。