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週末はサポート業務で、今井優子 with 川成順 @築地・汐留 Blue Mood supported by 多田涼馬・佐藤美月。ほぼフルハウス、盛況のうちに終了しました。優子さんにとっては今年初のライヴでした。お出でくださった皆さま、どうもありがとうございました。…というコトで、簡単なライヴ・レポートを。

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優子さんと川成順との共演は、昨年のクリスマス・ライヴ@町田まほろ座以来2度目。その前にシンガー:星野裕矢クン企画のカヴァー・ライヴがあったので、通算3度目になる。

前回は川成順のアコスーティック・セットでサラリと始まったが、今回は最初から優子さん登場で、最新アルバム『SPELL OF LOVE』から<Drive In Blue>でガツンと。ついで角松プロデュース『DO AWAY』から、故・青木智仁提供の <By The Side of Love>で。今回は入れ替え制ではないので、愉しみにしているお客さんも多いMCタイムをゆったり取ることができたが、余裕があればあったで、青木さん楽曲をまるで角松作品のように紹介してしまう優子さん、早々にやってくれますわ…(2ndで付け加えてましたが) でも歌声の方はシッカリ絶好調で、無問題

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3曲目は近年の定番<Love Squall>、次いで現在は入手困難な『I WISH』にオリジナル所収、ベスト・アルバム『SWEETEST VOICE』にも収録の<Unnatural Love 〜いけない恋>を軽やかに。ココで優子さんは一度引っ込み、川成順タイムへ。<Distant Rain>は今やお懐かしや感のある友成好宏の初ソロ『NATURAL SIGN』(93年)から。続いての <Eight Mo' Times>は、梶原順さんの08年発表2ndソロ『You Make Me Smile』から。両人とも角松がバリバリだった頃のバンド・メンバーだけれど、自分たちの活動となると、フュージョン寄りもメロディ指向で大らかな部分が前面に出てくる。

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休憩を挟んでの2ndステージは、まさに川成順のアコースティック・セットでシットリとスタート。2曲目<Risa>は、再び青木智仁楽曲で、彼のソロ『DOUBLE FACE』(89年)からだ。そこに優子さんが加わって、『LIVING COLOR』からの<星空の偶然>、ペット・ロスを歌ったシングル曲<ボクが傍にいるから>をアコースティック・セットで。特に後者はライヴで歌うの、7〜8年ぶりかも。昔からのファンにはお馴染みながら、新しめのファンには新鮮な隠れ名曲です。

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そしてココから一気に『SPELL OF LOVE』からの人気チューンを続け、一気にヒートアップ。<FANTASY>のソロ回しも盛り上がって アンコールは、再び川成順のアコースティック・セット。ただし曲は、角松が中山美穂に書いたバラードで、セルフ・ヴァージョンもある<花瓶>。流石に角松周りのナンバーは、曲名を紹介した瞬間にオーディエンスから歓声が返ってくる。今回のライヴでは、唯一彼らのオリジナル・アルバム『雨ニモマケズ』に入っているナンバーでもあり、川内啓史クンのフレットレス・ベースをフィーチャー。そしてラストは、優子さんがシティポップ・ブーム以前からカヴァーしている<真夜中のドア〜Stay with Me>。このところ異様なブームで、ソロ・ライヴでは敬遠することも増えていたけれど、こういうジョイント・ライヴで歌うには持ってこいのカヴァー曲で、やはりオーディエンスも腕を振って大きく盛り上がっての大団円となった。

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次回のライヴは未定ながら、そろそろ、諸事情で延び延びになっているアルバム制作にも入りたいという意向もあり…。何れにせよ、引き続きの応援、よろしくお願いたします。

《1st Stage》
1. Drive In Blue
2. By The Side of Love
3. Love Squall
4. Unnatural Love 〜いけない恋
5. Distant Rain
6. Eight Mo' Times

《2nd Stage》
1. バタンバタ
2. RISA
3. 星空の偶然
4. ボクが傍にいるから
5. Spell of Love
6. Heart Forcast〜予感〜
7. FANTASY

《Encore》
1. 花瓶
2. 真夜中のドア