CWFことチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットの3作目、いよいよ情報解禁になりました。『CWF3』8/21発売決定! 9月には8年ぶりの来日公演も東京・大阪で! 自分も既に解説を入稿済みです。収録されたのは、先行リリース済みの6曲入りEP『CARRIE』に入っていた新曲3曲に、その後のニュー・レコーディング7曲+過去のリテイク物が1曲。更に日本盤オンリーでボーナス・トラックも4曲追加されている。
基本的に新しいコトなどやっていないが、首謀者ピーター・フリーステットは「過去2作よりロック寄りかな。それに少しだけ多彩になった。そして今までで一番楽しいレコーディングだった気がする」と発言。多くの困難に見舞われ、「CWFはもうやりたくない、そう思った時期もあった」と爆弾発言したビル・チャンプリンも、結果的に「前回より関与する所が多かったな」と振り返る。
TOTOのツアーでなかなか身動きが取れなかったジョセフ・ウィリアムスは、スターター<Brighter Day>と<Wings of Tomorrow>でリード・ヴォーカルを担当。リテイク物もジョセフのヴォーカル曲で、『WILLIAMS / FRIESTEDT』(11年)からの<Stay With Me>を大きくブラッシュ・アップ。ビルの分厚いコーラスが入って、熱気を孕んだイメージに変わっている。この3曲はいずれもピーターと、スウェーデンの人気メロディック・ロック・バンド:ワーク・オブ・アートのギタリスト:ロバート・サールの共作曲。同じギター弾き同士でウマが会うそうだが、メロディック・ロック志向のロバートと、ウエストコースト・ロック志向のピーターで適度な緊張感があり、そこが面白いとか。<Brighter Day>のギターには、エディ・ヴァン・ヘイレンのオマージュが覗く。
ビルはEP後に2曲提供し、4曲でヴォーカル。<Sure>はビルとジェイソン・シェフ、ラスカル・フラッツのジェイ・デマーカスの共作で、往年のシカゴよろしくビルとジェイソンでツー・トップを張る。もちろんベースもジェイソン。これで彼はEPからの<Carrie>を含め、『CWF 3』で2曲フィーチャーされることになる。ほんのり流れるデヴィッド・フォスター・テイストは、今作で結構 影から貢献しているトミ・マルムのアイディアだったそうだ。<Almost Had Me There>はビルのルーツが窺えるR&B色濃厚な1曲。CWFには意外だが、ピーターに言わせれば、「ビルのヴォーカル曲では今回一番素晴らしい。ひたすらアメイジングだ」とのこと。初めて聴いた時から、“絶対にアルバムに入れなきゃ!”と思っていたそうだ。<Find The Love>は、最近のシカゴに楽曲提供しているグレッグ・オコナーが曲を書き、マイケル・ハダッドが作詞。ピーターの策略で、自分の曲じゃないのにビルが歌うコトになった。でも当のビルも、どうやら満更ではないらしい(笑)
そして残る1曲<I Will Find You There>が、ジェイソンに並ぶ本作メイン・ゲスト、マイケル・ラフとビルのデュエット曲。オリジナルは93年『SPEAKING IN MELODIES』に収録されている。マイケルはチャカ・カーンやリッキー・リー・ジョーンズのツアー・メンバー(kyd)としても知られたが、AORアクトとしては、日米より北欧で人気。実は10枚前後のソロ作があり、北欧のみの盤もいくつか存在している。ピーターも音楽学校に通っていた頃からのマイケル・ラフ・ファンで、CWFの前身L.A.プロジェクトでもマイケルに参加してもらっていた。今回はこの曲をカヴァーしようと心に決め、ハワイに住んでいるマイケルに声を掛けたのだという。
加えて、アルバム終盤に置かれたインスト曲では、ビル・カントスがスキャットとピアノで参加。ドラムがイイと思ったら、この曲はジョン・ロビンソンが叩いていた(他にもアリ)。
収録曲>をまとめておくと、
01. Brighter Day
02. Sure (feat. Jason Scheff)
03. Wings Of Tomorrow
04. Find The Love
05. Carrie (feat.Jason Scheff) #EP『CARRIE』収録曲
06. I Will Find You There (feat.Michael Ruff)
07. Stay With Me
08. Almost Had Me There
09. Fly Away Now #EP『CARRIE』収録曲
10. Moments Of Joy
11. The Last Unbroken Heart (feat.Tamara Champlin) #EP『CARRIE』収録曲
-Japanese Bonus Tracks-
12. Time Never Stops (Theme Song For Swiss Timing)
13. Hard Habit To Break <Live>
14. When You Look In My Eyes <Live>
15. Carry On 2024
9月の来日公演は以下の通りとなる。こぞっての参加、よろしく願いいたします。
【来日公演詳細】※1日2回公演
■9/10(火)【ビルボードライブ大阪】
■9/12(木)【ビルボードライブ東京】
■9/13(金)【ビルボードライブ東京】
<来日メンバー>
Joseph Williams (Vocals)
Bill Champlin (Vocals,B3,Guitar,Keys)
Peter Friestedt (Guitar)
Tamara Champlin (Vocals)
Stefan Gunnarsson (Keys,Vocals)
Johan Franzon (Drums)
Johan Granstrom (Bass)
■詳細はビルボードライブ公式HP http://www.billboard-live.com/
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TOTOのツアーでなかなか身動きが取れなかったジョセフ・ウィリアムスは、スターター<Brighter Day>と<Wings of Tomorrow>でリード・ヴォーカルを担当。リテイク物もジョセフのヴォーカル曲で、『WILLIAMS / FRIESTEDT』(11年)からの<Stay With Me>を大きくブラッシュ・アップ。ビルの分厚いコーラスが入って、熱気を孕んだイメージに変わっている。この3曲はいずれもピーターと、スウェーデンの人気メロディック・ロック・バンド:ワーク・オブ・アートのギタリスト:ロバート・サールの共作曲。同じギター弾き同士でウマが会うそうだが、メロディック・ロック志向のロバートと、ウエストコースト・ロック志向のピーターで適度な緊張感があり、そこが面白いとか。<Brighter Day>のギターには、エディ・ヴァン・ヘイレンのオマージュが覗く。
ビルはEP後に2曲提供し、4曲でヴォーカル。<Sure>はビルとジェイソン・シェフ、ラスカル・フラッツのジェイ・デマーカスの共作で、往年のシカゴよろしくビルとジェイソンでツー・トップを張る。もちろんベースもジェイソン。これで彼はEPからの<Carrie>を含め、『CWF 3』で2曲フィーチャーされることになる。ほんのり流れるデヴィッド・フォスター・テイストは、今作で結構 影から貢献しているトミ・マルムのアイディアだったそうだ。<Almost Had Me There>はビルのルーツが窺えるR&B色濃厚な1曲。CWFには意外だが、ピーターに言わせれば、「ビルのヴォーカル曲では今回一番素晴らしい。ひたすらアメイジングだ」とのこと。初めて聴いた時から、“絶対にアルバムに入れなきゃ!”と思っていたそうだ。<Find The Love>は、最近のシカゴに楽曲提供しているグレッグ・オコナーが曲を書き、マイケル・ハダッドが作詞。ピーターの策略で、自分の曲じゃないのにビルが歌うコトになった。でも当のビルも、どうやら満更ではないらしい(笑)
そして残る1曲<I Will Find You There>が、ジェイソンに並ぶ本作メイン・ゲスト、マイケル・ラフとビルのデュエット曲。オリジナルは93年『SPEAKING IN MELODIES』に収録されている。マイケルはチャカ・カーンやリッキー・リー・ジョーンズのツアー・メンバー(kyd)としても知られたが、AORアクトとしては、日米より北欧で人気。実は10枚前後のソロ作があり、北欧のみの盤もいくつか存在している。ピーターも音楽学校に通っていた頃からのマイケル・ラフ・ファンで、CWFの前身L.A.プロジェクトでもマイケルに参加してもらっていた。今回はこの曲をカヴァーしようと心に決め、ハワイに住んでいるマイケルに声を掛けたのだという。
加えて、アルバム終盤に置かれたインスト曲では、ビル・カントスがスキャットとピアノで参加。ドラムがイイと思ったら、この曲はジョン・ロビンソンが叩いていた(他にもアリ)。
収録曲>をまとめておくと、
01. Brighter Day
02. Sure (feat. Jason Scheff)
03. Wings Of Tomorrow
04. Find The Love
05. Carrie (feat.Jason Scheff) #EP『CARRIE』収録曲
06. I Will Find You There (feat.Michael Ruff)
07. Stay With Me
08. Almost Had Me There
09. Fly Away Now #EP『CARRIE』収録曲
10. Moments Of Joy
11. The Last Unbroken Heart (feat.Tamara Champlin) #EP『CARRIE』収録曲
-Japanese Bonus Tracks-
12. Time Never Stops (Theme Song For Swiss Timing)
13. Hard Habit To Break <Live>
14. When You Look In My Eyes <Live>
15. Carry On 2024
9月の来日公演は以下の通りとなる。こぞっての参加、よろしく願いいたします。
【来日公演詳細】※1日2回公演
■9/10(火)【ビルボードライブ大阪】
■9/12(木)【ビルボードライブ東京】
■9/13(金)【ビルボードライブ東京】
<来日メンバー>
Joseph Williams (Vocals)
Bill Champlin (Vocals,B3,Guitar,Keys)
Peter Friestedt (Guitar)
Tamara Champlin (Vocals)
Stefan Gunnarsson (Keys,Vocals)
Johan Franzon (Drums)
Johan Granstrom (Bass)
■詳細はビルボードライブ公式HP http://www.billboard-live.com/
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