今や恒例、尾崎亜美コンサート2024@EX THEATER ROPPONNGI。バック・メンバーも、林立夫 (dr)・小原礼 (b)・鈴木茂/是永巧一 (g)・住友紀人 (sax, kyd)・Aisa (cho,ac-g etc) とすっかりお馴染み。それでも毎回ソールド・アウトというから、亜美さん岩盤支持層の鉄壁さも大したもの。最近は自分も都合がつく限り、参加させてもらっている。
今回は意外にも<Angela>で勢い良くスタートしたステージ。しばらく新作が出ていないため、セットリストには ほぼほぼ定番曲が並んでいるが、そんな中での一番のお楽しみは、序盤の発掘コーナーだ。今回は2作目『MIND DROPS』(77年)から<太陽のひとりごと><Bye Bye Mr.Random>の2曲。<太陽のひとりごと>はデビュー曲<瞑想>の流れを引き継ぐ好曲で、元トワ・エ・モアの芥川澄夫とのデュエット。トワ・エ・モア解散後は東芝EMI(当時)のディレクターに転身して、この時は亜美さんを担当していた。でもこの曲はアレンジャーを務めた松任谷正隆やギターの鈴木茂らの趣味がストレートに反映されていて。例えば、茂さん『LAGOON』あたりに真っ直ぐ繋がるソフト&メロウなクロスオーヴァーした世界観。ぶっちゃけ、ブルーノートにアルバムを残すブラジル人アーティスト:モアシル・サントスの引用なんだけど、分っかるかなぁ〜?
少女のようなピュアネスは、もはや変わりようがないけれど、心配された喉の手術からの回復も順調な様子で、声の通りもよく、安定した亜美スタイルを堪能。前半の終わりでAisaとのデュオ、休憩を挟んで弾き語りスタートという流れも極めて自然で。同じように聞こえて微妙に変わっている礼サンとの夫婦デュオ<オリビアを聴きながら>も、まったくもって新鮮。
グランドピアノのペタルがスムーズに動かなかったみたいで、ピアノ・イントロを弾き始めてすぐストップさせる場面が何度かあったけれど、それも愛嬌でやり過ごし、まったく危なげがない。さすが、もうすぐデビュー50周年を迎えるベテラン。バンドのサポートぶりも過不足なしで、堂に入ったモノ。ラストのキャロル・キング<Wii You Still Love Me Tomorrow>も、ジワンと感動的でした。
【Set List】
1. Angela
2. Voice
3. My Song For You
4. My Pure Lady
5. 太陽のひとりごと
6. Bye Bye Mr.Random
7. 純情
8. For You
-- interval --
9. メッセージ
10. Southern Cross
11. 泣きたいような気持ちで
12. Recipe for Smile
13. フードウォリアー
14. グルメ天国
15. 伝説の少女
16. 天使のウインク
17. 手をつないでいて
18. オリビアを聴きながら
-- Encore --
19. Smile
20. Prism Train
21. Wii You Still Love Me Tomorrow
少女のようなピュアネスは、もはや変わりようがないけれど、心配された喉の手術からの回復も順調な様子で、声の通りもよく、安定した亜美スタイルを堪能。前半の終わりでAisaとのデュオ、休憩を挟んで弾き語りスタートという流れも極めて自然で。同じように聞こえて微妙に変わっている礼サンとの夫婦デュオ<オリビアを聴きながら>も、まったくもって新鮮。
グランドピアノのペタルがスムーズに動かなかったみたいで、ピアノ・イントロを弾き始めてすぐストップさせる場面が何度かあったけれど、それも愛嬌でやり過ごし、まったく危なげがない。さすが、もうすぐデビュー50周年を迎えるベテラン。バンドのサポートぶりも過不足なしで、堂に入ったモノ。ラストのキャロル・キング<Wii You Still Love Me Tomorrow>も、ジワンと感動的でした。
【Set List】
1. Angela
2. Voice
3. My Song For You
4. My Pure Lady
5. 太陽のひとりごと
6. Bye Bye Mr.Random
7. 純情
8. For You
-- interval --
9. メッセージ
10. Southern Cross
11. 泣きたいような気持ちで
12. Recipe for Smile
13. フードウォリアー
14. グルメ天国
15. 伝説の少女
16. 天使のウインク
17. 手をつないでいて
18. オリビアを聴きながら
-- Encore --
19. Smile
20. Prism Train
21. Wii You Still Love Me Tomorrow
太陽のひとりごとやったっていうのは熱心なファンから聞いて、以前セッションで弾いたことのある懐かしい曲だったので懐かしく思ってました。