
ゼロ年代に大きな話題を提供したサーフ・ミュージック/サーフ・ロックの代表的アーティストといえば、まずはジャック・ジョンソン。そのジャックのレーベル:ブラッシュファイアーから04年にデビューし、ジャックに匹敵する人気を得たのが、このドノヴァン・フランケンレイターだ。個人的には、ゆるゆるのジャック・ジョンソンより、もう少しロック寄りのドノヴァンの方が好みなんだよな。
実に9年ぶりのスタジオ・アルバムとなるコレ『GET OUTTA YOUR MIND』も、スターター<Never Too Late>なんて、ヴォーカルが出てくるまでは、「アレ? エリック・クラプトン
」だなんて…。
前作『THE HEART』を15年にリリースした後は、立て続けに来日。一方でハワイのカウアイ島を拠点に定め、セレクト・ショップをオープンするなど、いかにもサーファーらしい自由な活動を展開してきた。サーフ・ミュージックとかサーフ・ロックというと、古くはビーチ・ボーイズ、日本ではセシリオ&カポノやカラパナ、パブロ・クルーズあたりを思い出すけれど、ゼロ年代のサーフ・ミュージック勢はみんなリアル・サーファー。音楽活動と併行して、質の良い波を求めて世界を旅してしまうようなライフ・スタイルを送っているのが特徴だったりする。この9年の間、ドノヴァンも実際にはセルフ・カヴァー集やライヴ・アルバムを配信のみでリリース。昨年はG.ラヴとのユニットで、フジロック・フェスにも出演した。そういう自由でピースフルな活動の末に、このアルバムがある。
灼けたようなシワガレ声から発せられるメロディーは、とても優しく、その歌には えも言われぬ説得力がある。まるで、70年代初期に活躍したシンガー・ソングライターたちが、現代に蘇ったみたい。大らかでゆったりしたサウンドは、大自然と戯れているような響きがあって、都会の喧騒とは無縁。80年代の磨き上げられた洗練とは異なる、ザラザラした肌触りを楽しむみたいな、ゆとりの空間がある。これもまた、オトナでないと理解できない、AORのひとつのカタチと言ってイイのではないか?
日本盤CDにはボーナス・トラック5曲を追加。ベン・ハーパー、コルビー・キャレイなどとの共演が収められている。同じくジギー・アルバーツは、この10〜11月に行われる来日公演でオープニング・アクトを務めるオーストラリア出身の新人だそう。実はドノヴァン、ライヴを観たことがないので、ちょっと食指が動いてしまうな。
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《Tower Records はココから》
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前作『THE HEART』を15年にリリースした後は、立て続けに来日。一方でハワイのカウアイ島を拠点に定め、セレクト・ショップをオープンするなど、いかにもサーファーらしい自由な活動を展開してきた。サーフ・ミュージックとかサーフ・ロックというと、古くはビーチ・ボーイズ、日本ではセシリオ&カポノやカラパナ、パブロ・クルーズあたりを思い出すけれど、ゼロ年代のサーフ・ミュージック勢はみんなリアル・サーファー。音楽活動と併行して、質の良い波を求めて世界を旅してしまうようなライフ・スタイルを送っているのが特徴だったりする。この9年の間、ドノヴァンも実際にはセルフ・カヴァー集やライヴ・アルバムを配信のみでリリース。昨年はG.ラヴとのユニットで、フジロック・フェスにも出演した。そういう自由でピースフルな活動の末に、このアルバムがある。
灼けたようなシワガレ声から発せられるメロディーは、とても優しく、その歌には えも言われぬ説得力がある。まるで、70年代初期に活躍したシンガー・ソングライターたちが、現代に蘇ったみたい。大らかでゆったりしたサウンドは、大自然と戯れているような響きがあって、都会の喧騒とは無縁。80年代の磨き上げられた洗練とは異なる、ザラザラした肌触りを楽しむみたいな、ゆとりの空間がある。これもまた、オトナでないと理解できない、AORのひとつのカタチと言ってイイのではないか?
日本盤CDにはボーナス・トラック5曲を追加。ベン・ハーパー、コルビー・キャレイなどとの共演が収められている。同じくジギー・アルバーツは、この10〜11月に行われる来日公演でオープニング・アクトを務めるオーストラリア出身の新人だそう。実はドノヴァン、ライヴを観たことがないので、ちょっと食指が動いてしまうな。
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ドノヴァン・フランケンレイター、やっぱり姿勢がいいんですよね!独特の生きるレジェンドで、皆が憧れるやっぱりスターなんですよね
よく憶えてるのですが静岡の『頂』というフェスの時は、2種類の別カラーのレッドツェッペリンのTシャツ2枚を、センターで微妙にずらした、多分オリジナルのリメイクTシャツをきてたんですが、それが実に惚れ惚れするほどかっこいいんですょね〜。笑
同時期にリリースしてた、ジョン・クルーズというハワイのアーティストも、成熟した味わいがあってとてもいいアーティストでした。