ホイットニー・ヒューストンの母親として知られるR&B/ゴスペル・シンガーのシシー・ヒューストンが、10月7日、ニューアークの自宅で亡くなった。アルツハイマー認知症を患い、ホスピス・ケアを受けていたという。享年91。
本名エミリー・ドリンカード。ニュー・ジャージー州ニューアーク生まれ。5歳頃からファミリー・ゴスペル・グループのドリンカード・フォーやドリンカード・シスターズで歌い始めた。このグループにはディオンヌ・ワーウィックの母リーや、後にディー・ディー・ワーウィックとしてデビューするのデリタも参加していたという。63年、ドリス・トロイやディー・ディーとスウィート・インスピレーションズ結成。メンバー交替を経ながら70年代末までに数枚のアルバムを発表した。コーラス隊としても引っ張りだこで、エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ヴァン・モリソン、ジミ・ヘンドリックス、ステイプル・シンガーズ、ライチャス・ブラザーズ、ダスティ・スプリングフィールド、ビー・ジーズ等など共演歴は星の数ほど。併行してソロ活動も行ない、70年代に5枚のアルバムをリリースし、ディスコ・ヒットも飛ばしている。76年のハービー・マンとの共演、96年のゴスペル作『FACE TO FACE』も忘れられないところだ。
個人的にシシーの名を意識したのは、ルーサー・ヴァンドロスの1stだったと思うが、調べてみたら凄まじい数のセッションで歌っていて。そこで中古で手に入るソロ作を何枚か買ったりしているうちにホイットニーがデビュー、そんな流れだった。
まさかあんなカタチで娘の方が先に逝くとは思ってなかったけど、愛娘をあれだけのビッグネームにしたのだから、母親としてはある意味、本望だったんだろうな。
Rest in Peace...
個人的にシシーの名を意識したのは、ルーサー・ヴァンドロスの1stだったと思うが、調べてみたら凄まじい数のセッションで歌っていて。そこで中古で手に入るソロ作を何枚か買ったりしているうちにホイットニーがデビュー、そんな流れだった。
まさかあんなカタチで娘の方が先に逝くとは思ってなかったけど、愛娘をあれだけのビッグネームにしたのだから、母親としてはある意味、本望だったんだろうな。
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