![mariya_precious days](https://livedoor.blogimg.jp/lightmellow/imgs/f/5/f5fc97a7.jpg)
竹内まりやの10年ぶりニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』デラックス盤をフラゲ。早速オリジナル・アルバムを聴いてみた。例によって、映画やTVドラマなどの主題歌、各種タイアップがテンコ盛りなので、本来の新作感覚は半分くらい減量されてしまうけれど、その分18曲も収録されていてヴォリューミー。初めて聴いた時は、かなりお腹いっぱいになった。
サクッと何度か聴いた感じとしては、ゼロ年代以降のアルバムの中では、ファースト・インプレッションが一番良かった。昔のアルバムだと、既に初聴きの時の記憶が薄れてしまっていたりはするけれど、このニュー・アルバムは初聴き前後のイメージの差が最も小さかった気がする。イジワルに見れば、それだけ耳馴染みの曲が多い、と言えるけれど、まぁ それもコミコミの印象で。
では何故にこれまでよりも自分にシックリ来たのか? それは彼女のエターナル・プロデューサーである山下達郎が、自分のアルバム制作やらツアーであまり時間が取れず、結果的に外部アレンジャーの起用が多くなったから、ではないか。杏里とのデュエットで、Peach & Apricot名義でリリースしていた<Watching Over You(Duet with 杏里)>(作編曲:林哲司)、先輩:杉真理とのコラボ<遠いまぼろし>、杉真理&松尾清憲率いるBOXとの<TOKYO WOMAN>など、共演やコラボの類いも多くて、そうした外からの風を心地よく感じさせる仕上がり。それが結果的に達郎=まりや路線でガチガチに固まるコトなく、程よいバランス感に繋がったのだと思う。前作『TRAD』はタイトルのイメージもあってか、ちょっと落ち着き過ぎたというか、強い普遍性を漂わせる反面、個人的にはどうもワクワク感に乏しい気がしていた。
それが今回は、上掲ラインナップに加え、事務所の後輩である増田武史や、牧戸太郎、鈴木俊介といった比較的若手のアレンジャーの血が取り込まれた。今の達郎さんのスタイルは、カンツォーネ風というか、時空を超越した歌モノとしての完成度にこだわる傾向があって、リズム・アンサンブルやアレンジの妙に耳が持って行かれがちな自分とは、少しベクトルが異なる。だからこのまりや新作でも、そういうカラーが色濃くなっていく終盤になると、ウットリ聴き惚れつつも、心の底でチョッピリ距離を感じてしまっている自分がいる。でもそれがエピローグに着地していくから、コレでイイ、と思えるけれど。
デラックス盤の Disc-2、『Precious Live Collection』は今日はお預けで、また時間のある時に…。ココまで書いといて、Blu-rayのつもりでDVDをオーダーしていたことに気づいて愕然。フォーマット違いとか特典付きだとか、更には外付け特典を買わせる仕様だったりとか、最近の商売は全然ユーザー・フレンドリーじゃないよなァ…![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/2/ic_asease.gif)
《amazon》
《Tower Records はココから》
《amazon》
《Tower Records はココから》
《amazon》
《Tower Records はココから》
《amazon》
《Tower Records はココから》
《amazon》
《Tower Records はココから》
では何故にこれまでよりも自分にシックリ来たのか? それは彼女のエターナル・プロデューサーである山下達郎が、自分のアルバム制作やらツアーであまり時間が取れず、結果的に外部アレンジャーの起用が多くなったから、ではないか。杏里とのデュエットで、Peach & Apricot名義でリリースしていた<Watching Over You(Duet with 杏里)>(作編曲:林哲司)、先輩:杉真理とのコラボ<遠いまぼろし>、杉真理&松尾清憲率いるBOXとの<TOKYO WOMAN>など、共演やコラボの類いも多くて、そうした外からの風を心地よく感じさせる仕上がり。それが結果的に達郎=まりや路線でガチガチに固まるコトなく、程よいバランス感に繋がったのだと思う。前作『TRAD』はタイトルのイメージもあってか、ちょっと落ち着き過ぎたというか、強い普遍性を漂わせる反面、個人的にはどうもワクワク感に乏しい気がしていた。
それが今回は、上掲ラインナップに加え、事務所の後輩である増田武史や、牧戸太郎、鈴木俊介といった比較的若手のアレンジャーの血が取り込まれた。今の達郎さんのスタイルは、カンツォーネ風というか、時空を超越した歌モノとしての完成度にこだわる傾向があって、リズム・アンサンブルやアレンジの妙に耳が持って行かれがちな自分とは、少しベクトルが異なる。だからこのまりや新作でも、そういうカラーが色濃くなっていく終盤になると、ウットリ聴き惚れつつも、心の底でチョッピリ距離を感じてしまっている自分がいる。でもそれがエピローグに着地していくから、コレでイイ、と思えるけれど。
デラックス盤の Disc-2、『Precious Live Collection』は今日はお預けで、また時間のある時に…。ココまで書いといて、Blu-rayのつもりでDVDをオーダーしていたことに気づいて愕然。フォーマット違いとか特典付きだとか、更には外付け特典を買わせる仕様だったりとか、最近の商売は全然ユーザー・フレンドリーじゃないよなァ…
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/2/ic_asease.gif)
《amazon》
《amazon》
《amazon》
《amazon》
《amazon》
なにせバックの仕事ぶりが素晴らしくて、いい音に驚かされますし、リアルにそれが観れるところが素晴らしいです。