この8月に5年ぶりのジャパン・ツアーを行なったタワー・オブ・パワーから、早くもニュー・アルバムが届いている。内容はズバリのホリデー・アルバム。真夏日が続いている間にクリスマス・アルバムの紹介するとは思わなかったが、そもそも南半球はいつも真夏のクリスマスなのだから、マァいいか プロデュースはお馴染みのリーダー:エミリオ・カスティーロと、ジノ・ヴァネリの兄にして長年そのサウンドメイクを担ってきたジョー・ヴァネリ。ジョーはテン年代終わりからTOPとチームアップするようになり、これでライヴ盤含め4作連続の共同作業となる。
レコーディング・メンバーを見ると、来日時のメンバーではなく、名物ドラマー:デヴィッド・ガリバルディや前シンガー:マイク・ジェレル在籍時のラインナップなので、昨年のうちに完成させていたのだろう。ブックレットには各メンバーからのコメントが掲載されているが、ガリバリディは「これが最後」と決めて制作に臨み、「長い間、世界最高のファンク・バンドと活動できたことは一生忘れない」などと書いている。
収録曲はほとんどがトラディショナルなホリデー・ソングながら、日本ではあまり馴染みがないクリスマス・ソングもチラホラ。TOPにしてはアッサリ仕上げなのは、作品の企画性的に仕方のないところだけれど、エミリオが歌う<Santa Clause Is Coming To Town>なんて十八番のジェームス・ブラウン・スタイルで思わずニヤリ。多少なりともTOPを知っている人ならば、コア・ファンでなくても楽しめそうだ。類型的なアレンジに終わる凡百のクリスマス・アルバムとは違い、シッカリと彼らのシグネイチャー・スタイルになっているから、安心して耳を委ねられる。
12月にはこのホリデー・アルバムをフィーチャーした全米ツアーが行われ、最後はやっぱりオークランドで締める予定。何処までもTOPらしいホリデー作品です。
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