約1年半ぶり、いま籍を置くレーベル、
独レジェール・レコーディングスからの4作目は、
まさにレジェール人脈の縮図のような一枚。
前作『ISLAND TIME』で濃厚なコラボを展開した
フィル・マーティンに加え、満を辞して
ショーン・リー(ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス)が参加。
AOR〜ヨット・ロック的メロウ感を増幅させつつ、
広くポップに訴求したキャリア最高傑作が誕生した。
前作『ISLAND TIMES』から早1年10ヶ月のジョエル・サラクラ、ニュー・アルバム。独レジェール・レコーディングス(Legere Recordings)に籍を置いてからは、『LOVE CLUB』(18年)、『COMPANIONSHIP』(20年)、そして『ISLAND TIMES』に次ぐ4作目。ジョエル自身としては通算9作目のアルバムだ。
『ISLAND TIMES』発表後は、ドイツ、スペイン、フランス、オランダを中心にヨーロッパをツアー。アルバムで濃厚コラボを展開したフィル・マーティン(マーティン&ガープ/ドーン・パトロール)もできるだけジョエルに参加した。しかしこの新作『SOFT FOCUS 』では、フィルはドラマーとしての参加がほとんどで、共作は1曲のみ。その代わりに注目したのが、ショーン・リーの参加だ。ジョエルがヤング・ガン〜のアルバムに参加したことはあるが、その逆はコレが初めて。
「ショーンは2曲をプロデュースし、ドラムとギターをプレイし、バッキング・ヴォーカルをたくさん歌ってくれた。ショーンと仕事をするのは僕のアイディア。僕はずーっと自分のアルバムをセルフ・プロデュースしてきたから、他の誰かに自分の曲のプロデュースを任せることに興味があった。実際すごく楽しんだよ! ショーンとのレコーディングは本当にポジティヴで明るい経験だった」
ただし今回のアルバムは、前作に比べてジョエル自身の単独作が多数。しかもこれまでの作品で、最もウエストコースト寄りのサウンドが楽しめる。トッド・ラングレンにインスアパされた<Bitcoin Bro>や<Microdosing>、スティーリー・ダンやサンタナのラテン・ロック・フレイヴァーを取り込んだ<King Of Spain>、自分で “現代のマイケル・フランクス” と表現する<The Matinee>、映画のサウンドトラック風に仕上がった<Bird Of Paradise>など、聴き処は盛り沢山。まずはチェックを。
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『ISLAND TIMES』発表後は、ドイツ、スペイン、フランス、オランダを中心にヨーロッパをツアー。アルバムで濃厚コラボを展開したフィル・マーティン(マーティン&ガープ/ドーン・パトロール)もできるだけジョエルに参加した。しかしこの新作『SOFT FOCUS 』では、フィルはドラマーとしての参加がほとんどで、共作は1曲のみ。その代わりに注目したのが、ショーン・リーの参加だ。ジョエルがヤング・ガン〜のアルバムに参加したことはあるが、その逆はコレが初めて。
「ショーンは2曲をプロデュースし、ドラムとギターをプレイし、バッキング・ヴォーカルをたくさん歌ってくれた。ショーンと仕事をするのは僕のアイディア。僕はずーっと自分のアルバムをセルフ・プロデュースしてきたから、他の誰かに自分の曲のプロデュースを任せることに興味があった。実際すごく楽しんだよ! ショーンとのレコーディングは本当にポジティヴで明るい経験だった」
ただし今回のアルバムは、前作に比べてジョエル自身の単独作が多数。しかもこれまでの作品で、最もウエストコースト寄りのサウンドが楽しめる。トッド・ラングレンにインスアパされた<Bitcoin Bro>や<Microdosing>、スティーリー・ダンやサンタナのラテン・ロック・フレイヴァーを取り込んだ<King Of Spain>、自分で “現代のマイケル・フランクス” と表現する<The Matinee>、映画のサウンドトラック風に仕上がった<Bird Of Paradise>など、聴き処は盛り沢山。まずはチェックを。
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